先月、テレビ収録中の事故で胸椎を骨折し入院していたお笑いタレントのスギちゃん。当初、全治3か月の重傷と伝えられていたが、予定よりも早い25日間での退院となった。入院中のスギちゃんの心と身体にどんな変化があったのだろうか。スギちゃんが、事務所の先輩であるカンニング竹山にその心の内を語った。
カンニング竹山がメインパーソナリティを務める『Dig』(TBSラジオ)で、スギちゃんが入院中の出来事を語った。スギちゃんは怪我をした瞬間「もう終わった」と思ったと語る。病院に行き診察を終えると、医師から3か月安静にして治すか、手術を受けるかの選択に迫られたという。スギちゃんは手術を選び、結果25日間というスピード退院を果たしたのだ。手術では、身体に3本ボルトを入れた。来年には1週間ほど再度入院してこのボルトを取る手術を受ける必要があるのだが、「来年は暇だろうから」とスギちゃんは、手術の道を選んだのだ。
入院中、仕事の代役に、小島よしおら同じ事務所のタレントが出演しているというニュースを見て、正直「悔しい」という気持ちだったようだ。しかし、小島が「自分の仕事でも“スギちゃんの代役”と言われる」というのを聞いて、「申し訳ない」という気持ちになったという。
さらにスギちゃんは、入院中にキングオブコントで、ほぼ同期であるお笑いコンビ・バイきんぐが優勝するのを見て、「ニューフェイスが出てきた」と気が焦ったという。自分の空けたポジションを、すっぽり取られてしまうのではないかと心配したのだ。
しかしこのスピード復帰について、同じ事務所の先輩芸人である竹山は「正直、戻る時期がちょっと早すぎた」と危惧する。もう少し遅いほうが年末の繁盛期になり、スタッフがスギちゃんを欲している時に、コルセットを外した元気な状態で出まくることができたのではないかというのだ。
現在では、近日中にレントゲンの結果次第でコルセットを外せるまでに回復したスギちゃん。このまま年末まで、竹山の心配をよそに、“久しぶりに登場!”という“ワイルド”カードを使い、暴れまくることができるのか注目だ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)