8月24日に行われたAKB48の東京ドーム公演でSKE48の兼任を発表された北原里英が、当時の不安な心境を明かした。10月5日に開催された『SKE48 4周年記念公演』でコメントした北原が、その内容をブログで報告している。
『AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~』の初日にサプライズ発表されたAKB再組閣は海外移籍組も含まれており、ファンを驚かせた。北原里英はチームKへの異動とSKE48の兼任となったが不安は大きかったようだ。
10月6日の北原里英オフィシャルブログ『さんじのおやつ』で彼女は前日に開催されたSKE48の4周年公演でコメントしたことを報告している。
北原はその内容を「AKB48とSKE48の兼任が発表されて、これから、お世話になる北原里英です」と改めて手紙にして公表したのだ。彼女は「まだグループの一員としての活動ができていないにもかかわらず、この4周年という素晴らしいときにコメントをさせていただき、申し訳ない気持ちとありがたい気持ちでいっぱいです」と感謝していた。彼女はさらに「(東京ドーム公演の)ステージ上で兼任が発表されて、わたしはすごく不安でした」とその本音を語った。
その理由について彼女は「なぜならSKE48さんは、もうすっかり色のある完成されたグループ。わたしなんか必要ないな、と思ったからです」という。AKBメンバーから見ても「SKEさんはダンスが激しくて元気がある」という印象を話すほどSKE48はAKB48との違いが鮮明になってきた。北原もそれを感じているのだ。
だが北原里英の兼任が発表されるとSKEメンバーから歓迎のメールが続々届いたという。そんな温かい気持ちに元気付けられて北原も不安はなくなり「みんなと早く活動がしたいなと心から思いました」と話す。「SKEというグループに揉まれて、自分も成長する気マンマンです」とやる気を見せる。北原は「わたしも愛知県民なので、地元愛は負けません。一緒に歩んでいけたら嬉しいです」とSKEメンバーとしての決意を語った。
北原里英はピアノやスキーに英会話と特技が多い。ものまねも腹話術師のいっこく堂による時間差ネタをほぼ完璧にこなす。また、お笑い芸人のネタを熟知しておりテレビでモンスターエンジンの“暇を持て余した神々の遊び”のネタを披露したところ、当人の大林健二から「ここまでタイミングがあう人は初めて」と絶賛されたほどだ。
SKE48にも芸達者が多いが、北原里英ならばその中でも十分アピールできるだろう。AKB48との兼任は大変だろうが自分の実力を試すチャンスでもあり、SKE48の北原里英としても注目される活躍を期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)