エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「これにお前の入れとけ」。キスマイ藤ヶ谷が木村拓哉から突然言われて緊張したワケ。

Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔がテレビ『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに登場して、ドラマで共演する木村拓哉とのエピソードを語った。彼はジャニーズのスターで大先輩でもある木村から、突然携帯電話を渡されて驚いたというのだ。

ドラマ『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』に出演する藤ヶ谷太輔が、番組の宣伝を兼ねて10月19日の『笑っていいとも!』に出演した。テレフォンショッキングへの単独出演も初めての彼だが、観覧席からは大歓声で迎えられていた。

彼に司会のタモリがドラマ『PRICELESS…』で主演する木村拓哉の様子を尋ねると、藤ヶ谷は「『こうしたらいいよ』と口で言うのではなく見て学べというタイプ」だと話した。彼は木村の演技を見逃すまいと集中して見ているのだ。また急にアドリブが入り、初めは慌てた場面もあったという。藤ヶ谷にとっては慣れるまで大変なのだが、木村のアドリブに合わせることで演技の勉強になっているようである。

ある日、その木村拓哉が自分の携帯電話をさわっていると、突然「これにお前の入れとけっ」とそれを藤ヶ谷にポンと渡したのだ。藤ヶ谷は「状況を理解するのにしばらくかかった」とその時の心境を語る。さらに、「電話帳を見るのは失礼なので、まず自分の携帯に電話して木村さんの番号を登録した」と咄嗟の判断で取った行動を説明した。

とにかく一刻も早く携帯を返さなければいけないと考えた彼は、機種が違うので苦労しながらもなんとか木村の電話番号とアドレスを登録することができたのだ。携帯を返された木村は「あれ、お前の携帯に電話したの?」と意外そうにすると、「俺はお前の番号を入れとけって言ったのに」と藤ヶ谷に確認したのである。電話帳が見えても気にしないということだろう。

以来、藤ヶ谷がメールをすると木村はすぐに返信してくれる。メル友とまではいかないが、大先輩とのメールのやり取りが始まったのだ。しかし、実は電話で話したことはまだない。この日は次回のテレフォンショッキングのゲストが木村拓哉となったことから、藤ヶ谷が初めて木村と電話で会話したのだ。「今、もの凄く緊張します」と彼は木村先輩に伝えていた。

タモリはそんな藤ヶ谷太輔の話を聞いて、「『これにお前の入れとけっ』ってかっこいいね。俺も今度やってみよう」と木村のように携帯を無造作に渡したいと話していた。だが、彼女や妻から携帯をチェックされるのが怖いという話を耳にする昨今だ。相手が後輩だからとはいえ、携帯をポンと渡すのはなかなかできることではない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)