エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】亀田和毅がKO勝ち! 米国進出の査定試合で宣言どおりアピール果たす。

メキシコで日本時間28日に行われたWBC世界シルバーバンタム級王者・亀田和毅(21)とハビエル・フランコ(21)のバンタム級10回戦で、亀田和毅が勝ったことを父親の亀田史郎さんがブログで報告した。長男・亀田興毅の3階級制覇に続き、今度は三男・和毅が世界で活躍する勢いだ。

亀田和毅は前日の10月27日に自身のブログ『EL MEXICANITO』で計量を終えた様子を紹介すると、相手選手とにらみ合う写真を公開して「メンチの切り合い。この時はゾクゾクしてくる瞬間。気合も最高!」と余裕を見せていた。

「明日は俺にとって大事な試合。アピールできるええ勝ち方して、次につなげて行きますウェーイ!」と記しているように、今回の試合は彼にとって米国進出の査定試合という重要な意味を持つ一戦だ。

28日午前10時過ぎには父の亀田史郎さんがブログ『亀田三兄弟の親父』を更新しており、「和毅は今、試合終わりました。無事に勝つことが出来、皆さんの応援が届きました」、「内容はKO勝ち!」と報告している。

亀田和毅は、日本アマチュアボクシング連盟から髪型や眉毛が規則違反と通達を受けて、日本でボクシングすることを断念。メキシコでアマチュアからはじめ、プロデビューしている。WBC世界バンタム級シルバー王者となった彼は、活躍の場を米国に移して世界進出を狙っているのだ。

亀田三兄弟といえば、長男の亀田興毅は現WBA世界バンタム級休養王者であり、元WBC世界フライ級王者、元WBA世界ライトフライ級王者の3階級を制覇したスーパースターだ。彼は三兄弟による個人事務所「亀田プロモーション」の代表取締役社長の顔も持ち、実業家としても活躍している。

元WBA世界フライ級王者(自らタイトルを返上)の実力を持つ次男の亀田大毅に至っては、テレビ番組『Oh!どや顔サミット』で「そもそもボクシングが嫌い」、「競馬の方が好き」と涼しい顔で告白する心臓の持ち主だ。兄の興毅も彼の計り知れない実力を思い、「競馬への興味をボクシングに使ったらもっと強くなるのに」と呆れていた。

以前、亀田興毅は、三兄弟で一番ボクシングに向いているのが和毅だと話したことがある。わけあってメキシコで活躍する和毅だが、今回の勝利をきっかけに米国進出を果たせば世界から注目されるチャンスを掴むことになるのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)