今からちょうど1か月ほど前、『アメリカン・アイドル』の新審査員席にマライア・キャリーとニッキー・ミナージュが並んで大丈夫か、という話題をお伝えしていた。すでに記者会見も済ませほっとしている番組側だが、ホストは今、この2人をどのように見ているのであろうか。
このほど人気オーディション番組『アメリカン・アイドル/シーズン12』の新審査員が発表された。マライア・キャリーとニッキー・ミナージュは噂通りで、古参のランディ・ジャクソンはそのまま、そしてもう1人、豪オーディション番組『The Voice』での審査員経験を持つカントリー歌手、キース・アーバンが就任した。
早くから確定していたマライアが、ニッキー・ミナージュに契約オファーという噂を知り、「女性審査員は私1人でいいのに!」と番組プロデューサーに電話で反論したと報じられ、両者間の不仲あるいは衝突が案じられた。案の定、記者会見および報道陣向け撮影会がこのほど開催されたが、マライアとニッキーの間には必ずキースが入っている。彼のような美しい男性がマライアの機嫌を取り、ニッキーと衝突する危険を回避させるのは妙案であろう。
そして18日、番組のホストを務めるライアン・シークレストがNBCの朝の番組『Today』に出演。個性的すぎる女性2人を抱えた、新しい審査員体制への印象を語った。
「マライアとニッキーの間に流れる空気が穏やかなワケはない、もちろんそれなりに騒々しいさ。でもね、仕事が終われば皆互いにハグしあい、笑いながら帰路に着くよ。これでいいんじゃないの?」
「大丈夫。今の所うまくやっているよ。ただほら、それぞれに気が強いところがあるし、歯に衣着せぬものの言い方をする。だからちょっとね…。」
何だかあまり“大丈夫”という感じがしない。トラブルが発生するとすれば、マライアが何かコメントし、それにニッキーが「私はそうは思わない」と言った時であろう。まずはニッキーに意見を述べてもらった方が無難なのかも知れない。だがもしもマライアが言わんとしている内容を、ニッキーが先に語ってしまったら…!? ライアンも今から「シーズン12」の無事終了を祈っているに違いない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)