俳優の織田裕二が、「踊る大捜査線」シリーズの『係長 青島俊作2』での過酷な撮影について語った。5日間の徹夜を経験した織田の身に驚くべき変調が起きたそうだ。
最新作の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』も公開され、ついに踊るシリーズも最後となった。そんな中、主役の織田裕二が『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の「テレフォンショッキング」に登場し、NOTTVで放送される『係長 青島俊作2』での過酷な撮影について語った。
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は、先日放送された『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件』と同時に撮影されており、織田ら主要メンバー達にとってはかなり過酷な撮影だったようだ。さらに織田はその後『係長 青島俊作2』の撮影も続き、5日間の徹夜になったという。これまで3日間位の徹夜はざらにあり大丈夫だったが、5日間の徹夜はかなり辛かったようだ。
しかも『係長 青島俊作』シリーズは、ほとんど織田がひとりでカメラに向かって話をしているため、10分間位ずっと話し続けているというのだ。10分間を1カットで撮るのでセリフも全て覚えなければいけない。家に帰ってノイローゼになりそうなくらい、お風呂の中でもずっとセリフを覚えていたそうだ。寝てしまったらセリフが飛んでしまうのではという恐怖心から全く眠れなかったとも語っていた。
間違えたら最初からやり直しという過酷な撮影を何とか乗り越えた織田。タモリに「その後、何時間位寝た?」と訊かれて、「2日間記憶がなかった」と答えていた。丸1日もの間、1回も起きずに記憶がなかったという織田にタモリが「おしっこにも起きなかったの?」と訊くと「起きなかったんです」と意外な答えが返ってきた。「丸1日トイレに行かないなんてあるんだ」と驚くタモリに、「僕、1晩でヒゲが全部白髪になった事があります」と織田が驚きの告白をした。若い頃にヒゲが真っ白になっていつのまにか戻っていた事があるらしい。それだけ過酷な仕事をしていたからなのだろうか。
織田は自分の仕事に妥協しない事で有名だが、ここまで過酷な仕事をしていたとは驚きである。自分の作品に対するこだわりが強い織田のことだから無理なこともするのだろう。だが、体を労わって、これからも活躍し続けて欲しいものである。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)