審査員を務める『Xファクター』でパニック障害を起こすほどプレッシャーを感じていると報じられたブリトニー・スピアーズ（30）。だが、その心労に反して、この頃の彼女は以前にも増して、その美しさに磨きがかかっていると評判だ。

精神の不安定さや大のジャンクフード好きがたたって、一時は激太りやニキビに悩まされ、30歳を超えてからシワが目立つとも言われてきたブリトニー。しかしカリフォルニアで行われた『Xファクター』のプレミアに、フェミニンなボディラインがくっきりと分かる鮮やかなブルーのドレスで登場し、シワやニキビのひとつも見えない笑顔をふりまいた彼女には、そんな過去の面影は一切ない。さらには10歳以上も離れているデミ・ロヴァート（19）と肩を並べても、まったくと言っていいほど引けをとらない。そんな彼女のゴージャスさを間近で見たマスコミは、こぞって“ブリトニーの輝きが戻った”と報じた。

となると、気になるのはその美の取り戻し方法だが、米ゴシップ誌『OK！』が伝えるところによると、その秘訣はどうやらメンテナンスと彼女の努力にあるらしい。まずブリトニーは厄介な大人ニキビの治療のため、皮膚科でレーザー治療を行ったとのこと。その施術とはダメージを受けた古い肌細胞を取り除いて、熱を当て軽い火傷状態にし、肌を新しく生まれ変わらせる、というもの。これは決して安くはなく、また痛みを伴わないものではないが、少なくともブリトニーのように万年悩まされる吹き出物には最善の方法であると言われているようだ。そしてその効果は、今の彼女の肌を見ればもうお分かりだろう。

さらにブリトニーが長年続けていると言われる、砂糖抜きのダイエットも美肌への効果を発揮しているという。キャンディや他のスイーツを断った結果、ぽっこりお腹やたるんだボディは引き締まり、肌の状態も良くなったとか。しかもここ数年で体重は約18kgも落ちたと言われている。

そして驚く事に、『Xファクター』のメイクアップアーティストが語るには、ブリトニーのベースメイクは多少のニキビ跡をコンシーラーで隠すことはあるものの、ミストを優しく吹きかけ、軽いつけ心地のファンデーションをのせるだけで完成するという。肌への負担が少ない薄メイクのおかげで、さらに美肌キープへとつながる訳だから、長年悩みを抱えていたブリトニーにとっては夢のように嬉しいことだろう。

他人への評価が厳しいだけではなく、自分にも厳しく行った結果、かつてのトップアイドルの輝きを取り戻したブリトニー。この変身ぶりは、当時彼女に憧れていた女子達や彼女と同年代のアラサー女性の「キレイになりたい」心を大いに刺激したであろう。
（TechinsightJapan編集部　ピーリング麻里子）