超人気オーディション番組『Xファクター・USA』の新審査員を務める歌手ブリトニー・スピアーズ(30)が、米人気トーク番組『エレン・デジェネレス・ショー』に登場した。シーズンプレミアの放映(9月12日)を直前に控え、すでに「辛口!」と評判の自身の審査スタイルについてその信条を告白している。
『Xファクター・USA』のエグゼクティブ・プロデューサー兼審査員のサイモン・コーウェル(52)は、新審査員ブリトニー・スピアーズについて「予想がつかない人。何が起こるか想像もできないんだ。真剣に審査に取り組んでいるし、驚くことにかなり意地悪だね」と評したばかり。そんなサイモンとブリトニーが肩を並べ、今度は人気のトーク番組『エレン・デジェネレス・ショー』に登場したのだが、そこでブリトニーは以下のように自身の審査スタイルを説明している。
「私の口から出る批判は前向きなもの。(その審査方法は)最高の審査員から学んだものよ。」
サイモンを指差しそう語るブリトニーは、愛嬌タップリ。
「私は正直でありたいの。だってそれが一番よ」とも語るブリトニーに、サイモンは以下のように反応している。
「ブリトニーに反対ってワケじゃないんだ。俺もこの仕事を何年もやってきたからね。だけどブリトニーほどすぐ“ダメね”って言う人はこれまでいなかった。」
「上手だわ」「良かったわ」などとコンテスタントに賛辞をおくるのは容易いことである。優しいイメージを求めるファンにはその方が受けも良いだろうが、お世辞を鵜呑みにしたコンテスタントが何年も無駄にしてスターの座を求め続けるのは酷というもの。ショービズの厳しい現状を嫌というほど目の当たりにしてきたブリトニーにしてみれば、時には厳しすぎるコメントもコンテスタントに対する思いやりの証なのだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)