エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】厳格な父親と今でも打ち解けられない、チュートリアル徳井。幼少時はふざけることも許されなかった。

今月8日公開の映画『莫逆家族 バクギャクファミーリア』で単独初主演する、徳井義実(チュートリアル)。現在は映画公開に向けて、PR活動に大忙しである。そんな徳井が人気番組『はなまるマーケット』に出演、実は地味な私生活や家族のことについて語った。

「女芸人はいつも“男”として見てますから、徳井さんを」と話すのは、曜日レギュラーのいとうあさこ。いや、いとうだけではない。5日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)の、“はなまるカフェ”に登場した徳井の話を聞いている司会の岡江久美子、竹内香苗アナら女性陣は、いつもよりニコニコと笑顔で機嫌が良い。いとうは友人の大久保佳代子と酒を飲みながら、「(徳井を)何とかなんねぇかな」と喋っているという話は、あながちネタではなさそうだ。

徳井の家族写真が紹介された。その写真に体格が良く、見るからに厳しそうな父親が写っている。一般に“子どもが幼いからこその振る舞い(駄々をこねる等)”を、徳井の父親は全く許さなかったといい、「図に乗るな」と徹底的に怒られたそうだ。物心がついた頃から“父親は非常に怖い”存在で、今でも会うと緊張すると語る。京都の実家に帰った徳井が、東京に戻る時は必ず父親が車で駅まで送ってくれるのだが、その車内ではお互い一言も喋らないという。今でも父親との“距離感”がつかめない-と徳井は苦笑いする。

ひとり暮らしの自宅にほとんど来客は無いという。元々人見知りだという徳井は、国内だけでなく外国にも1人で旅行するそうだ。“女好き”“変態キャラ”をテレビ番組で見せているが、実は真面目で複雑な性格の男性のようだ。父親の前でふざけることは許されず育った少年が大人になり、お笑いの世界でスターダムにのし上がった。この過程で出来上がった徳井の人格が、役者としても大成する可能性を秘めているのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)