コメディ俳優ウィル・フェレルが、人気トーク番組で泣きながら激しく吠えた。他でもない、 “不倫キス”が発覚した女優クリステン・スチュワートのことをどうしても許せない様子だ。
このほど俳優ウィル・フェレル(45)は、『ハングオーバー』シリーズのザック・ガリフィアナキスと共演したコメディ映画の最新作『The Campaign(原題)』のプロモーションで、コナン・オブライエンのトーク番組『Conan』に出演した。
うつむいてブスッとした顔をし、さっぱりテンションが上がらないフェレル。「一体どうしたの?」とオブライエンに訊ねられると、「うーん、よく分からない。話したくないんだけれど…」とモゾモゾしながらもついに口にしたのは、「女優のクリステン・スチュワートが映画監督との不倫キスを激写されたじゃないか。あれがさ…」と語り始めた。
「彼女にはロバート・パティンソンっていうボーイフレンドがいたのに、彼を裏切って浮気したんだ。破局しちゃって、もう元には戻らないっていうじゃないか! あんなにスペシャルな魅力を持つカップルなんてそうそういないっていうのに…。」
話しながら呼吸が激しくなり、ついに泣き出してしまうフェレル。コナンが「まぁね、でもきっと大丈夫だよ」などと笑いながら軽く慰めると、「大丈夫なわけないだろ! 何も分かっちゃいないクセになんなんだ。せっかく愛し合っていたのに、クリステンがすべてを台無しにしちゃったんだよ! 彼らの愛がどれほど特別なものだったか君に分かるか」とフェレルはひどく噛みついた。
これにはオブライエンも「分かっているよ。僕にも愛する人がちゃんといるからね!」と激高。するとフェレルは「違うよ、そんな普通の愛じゃないんだ。彼女の愛は…彼女は…彼女は“トランパイア(Trampire)”だったのさ!」と叫んだ所で会場の人々は拍手喝采の大爆笑。フェレルはクリステンの不倫キスをネタに、見事「笑い」をとってみせた。
“Trampire”とは一体ナニか。女性の首筋に噛みつきその血を吸って生きる男がVampireだとすると、Trampireはそれの女版。ただし吸うのは男性の首筋ではなく性器だったりするわけで、性的なサービスで出世を狙う女性に使われる陰口の一種なのだ。米紙『NYデイリーニューズ』他、いくつかのメディアがクリステンの「不倫キス」記事のタイトルにこの言葉を用いており、将来性タップリと言われた22歳の若手女優にはなんとも屈辱的な展開となっている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)