アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】ケンタッキー店内で人種差別の歌が国歌にのせて流される。(南ア)

子供から大人まで、誰もが知っているケンタッキーフライドチキン。店内に流れる曲も、当然明るく会社のイメージを損なわないもののはずである。しかし、ケープタウンのとあるケンタッキーの店舗でとんでもない曲が流れてしまった。

6月28日の現地紙によると、ある男性が空港へ向かう途中、ケープタウン中心街にあるケンタッキーへハンバーガーを買いに立ち寄った。男性がレジでオーダー待ちをしていると店内に音楽が流れた。聴いた感じでは南アフリカの国歌のようだったという男性は、途中で仰天したという。5か国語で歌われている国歌がアフリカーンス語の部分になったときに、マンデラ氏を罵倒するなんとも下品な言葉が流れ出したからだ。

並んでいたほかの客たちも、これには驚いた。全員ですぐに音楽を止めるよう店員に叫んだが、しばらくの間音楽は流れ続けた。男性は飛行機に乗り遅れないようにすぐにその場を去ったが、その後ケンタッキーの南アフリカ本社へこの事件を報告した。「音楽に関して、ケンタッキーでは商品に合った曲をかけるポリシーがあるはずで、この音楽がそれとは到底思えない。国歌を馬鹿にした非常に侮辱された気持ちだった。」と男性は地元紙に述べている。

これに対し、ケンタッキー側は現在調査中であるとして回答を避けている。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)