HKT48に移籍した指原莉乃は、テレビ番組の意向があればAKB48とも従来どおりに共演する。7月9日に生放送された『HEY!HEY!HEY!』にもAKB48に交じって出演した指原だが、自己紹介はある手順を踏まなければならなかった。
7月5日にはHKT48劇場での公演デビューも果たした指原莉乃だが、AKB時代から関係する多数のバラエティ番組にも継続して出演している。指原によると、番組関係者が「従来どおりの出演で良い」との意向を示してくれた場合は可能とのことだ。レギュラーを務める『笑っていいとも!』でも、タモリをはじめ関係者が「これからも出ていいよ」と継続出演を歓迎してくれたという。
7月9日の『夏が来た!! HEY!HEY!HEY!お台場“生”の歌祭り』にはAKB48が生出演して“Everyday、カチューシャ”や“真夏のSounds good!”など3曲をメドレーで披露した。歌の前に紹介されたAKB48には指原莉乃の姿もあったのだ。司会の浜田雅功から「指原さんはHKT48なの?」と触れられると、彼女は「ややこしいんですが、AKBにHKTの選抜として出さしていただいてます」と説明した。
松本人志から「それはいちいち言わないといけないの?」と突っ込まれると、指原は真面目に「はい。これは毎回言わせていただきます」と答えたのだ。HKTメンバーとしてAKBのパフォーマンスに出演する際には必要な手順のようである。
すると呆れたように松本が「よしもとでいうと“清水圭”みたいなもんですか?」と指原の立場について表現した。その瞬間、浜田が血相を変えて「お前、何言っているかわからねえよ!」と噛み付いたのだ。浜田は松本が指原をよしもとのタレントに例えたことに対して注意したのだろうか。それとも清水圭の名を引っ張り出したことを憤慨したのか真相は分からない。だが、普段の浜田のキレ方とは関西弁のニュアンスが違っており、本音で松本を牽制したようだった。
指原はこの日、ユニットNot yetとしても出演しており、今後もAKB時代からの立場でテレビ出演することは続きそうだ。その度に「HKTですがAKBに選抜として出ています」と説明するのが不自然な感じもするのだが、果たしていつまでそのような対応が続くのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)