何かとお騒がせニュースの多い俳優チャーリー・シーン（46）であるが、FXの新ドラマで彼の“娘”を演じる若手女優ダニエラ・ボバディラ（19）の両親にいたっては、「チャーリーと共演して娘は大丈夫？」と心配でならなかったようだ。

FXの新ドラマ『Anger Management』で主演を務めるのは、何かとダーティな話題の多い俳優チャーリー・シーンである。同ドラマで彼の娘を演じる女優にはメキシコ生まれの若手ホープ、ダニエラ・ボバディラ（19）が抜擢されているが、「暴れん坊俳優」と評判のチャーリーと仕事を開始するにあたり、ダニエラの両親や友人らは不安を隠し切れなかったという。『Yahoo! omg！』の取材にそう語りつつも、ダニエラはこうチャーリーをフォローする。

「でもみんな、（チャーリーと私の共演を）不安に感じる時間はあまりなかったの。だって私はオーディションの時にもうチャーリーと会っていたんですもの。私が“こうであってほしいな”と望みながら出会ったチャーリーは、過去のゴタゴタとは無関係って感じ。一緒に仕事をしている間もそういう感じは全く無かったわ。とっても楽しい人なの。すごくプロフェッショナルだし、人間味にあふれていて思いやりのある人よ。」

またダニエラは、緊張を募らせる俳優陣を前に主演のチャーリーが「俺もナーバスになっちゃってるよ」などと述べ、場を和ませたエピソードも明かしている。誰もがガチガチに緊張していながら、それさえも言い出せない張り詰めた雰囲気。チャーリーのとっさの一言のおかげでそれが和んだというから天晴れである。そのほかにもキャストを自宅に招待するなどして気を遣ったというチャーリーは、共演者らの信頼を得ることにも成功している。

ワイルド路線であることばかりが強調されてきたチャーリーだが、米軍に深い感謝の気持ちを表明、支援団体に高額の寄付金を惜しげもなく差し出すなど気の良いところもある。さて、次に飛び出すのはチャーリーの善行か、はたまたお騒がせニュースか。どちらにせよ何らかの報道が絶えないセレブ、それこそが俳優チャーリー・シーンなのだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）