何かと世間を騒がせてきた人気俳優チャーリー・シーン(46)が、米紙の最新インタビューで“近い将来の引退”を示唆し大変な話題を呼んでいる。果たしてその真意とは…?
「もうこの仕事を始めて30年だ。演技より、もっとやるべきことは沢山あるってことさ。」
米紙『ニューヨーク・タイムズ』の最新インタビューでそう語ったのは、俳優チャーリー・シーンである。彼はつい最近、ステイプルズ・センターの女性職員に暴言を吐きまくり、その衝撃映像が公開されてしまったばかり。暴力、女、依存症…数々の問題を抱えトラブルを多々起こすも、どうにも憎めないのは天真爛漫なキャラクターと俳優としての素晴らしい演技力ゆえだろう。だが、当の本人はスターダムに未練はないらしく「子供たちとサッカーの試合や遊園地に行けるようになるのが楽しみ!」と述べ、米FXの新番組『Anger Management(原題)』の終了後に引退する可能性を示唆している。
「他人の服を着て、他人の言葉を語る。それに他人の場所で仕事をすることに、ウンザリする時期がくるものさ。」
「この仕事が済んだら、俺も(俳優業を)終わりにしようと思っている。」
だが、育児を満喫したいと願うチャーリーも、「暴れん坊魂」だけはまだまだ健在。今後新たに仕事をすることになっても「ドラッグ検査は受けないぜ」と述べ、自身との仕事が常に順風満帆であるわけがないことを、TVや映画の制作サイドもよく心得ているはずだという。また、今後も「大人になることはない」などと言いつつも演技に関しては次のように述べ、役者としての信条を明かしている。
「失敗や疲れ、言い訳なんてものは俺には信じられないね。2時間睡眠をとって、その日の8つめのシーンを撮影する。NIKEのスローガンでも“Just do it”って言うだろ。“幸運を祈るぜ!”じゃない。“つべこべ言わずにやれ!”ってこと。やるしかないってことさ。」
プロとしてこの根性は天晴れである。なんだかんだ言われながらも、やはりチャーリーは人気者なのだ。引退など考えず、今後もTVや映画の世界で我々を魅了し続けてほしい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)