イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】デヴィッド・ベッカム、ファッションショーにいつも感じるある不満。「妻は陰でもっと…。」

結婚13年。デヴィッドとヴィクトリアのベッカム夫妻は、互いの仕事をそれは尊重している。デヴィッドはデザイナーの妻のよき理解者として、ファッションショーのあり方にちょっとした不満を抱いている様子だ。

妻はサッカーのことは今一つ、そして夫はファッションのことは全くと言ってよいほど分からない。だが「夫婦仲の秘訣は互いの趣味や仕事を理解し、興味を示してあげること」と以前から言っていた通り、ヴィクトリアは子供たちとともにスタンドから夫のプレーを見守り、デヴィッドも「ヴィクトリア・ベッカム」ブランドの新作発表のショーには必ずそのキャットウォークを見学する。

以前、ニューヨークで行われたヴィクトリアの“2012年秋冬コレクション”で最前列に座ったデヴィッドは、『VOGUE』誌編集長のアナ・ウィンター女史といった業界の有名人に囲まれながらショーを見守っていた。こうした空気の中、彼は一体何を思いながらショーを眺めていたのであろう。このほど英国版『ELLE』誌に興味深いコメントをしている。

「僕の周囲から聞こえてくるのは専門的な言葉ばかり。スゴイ会話なんだ。最初は萎縮して貝のように口を閉ざしていたさ。でもそういう経験が続くうちに、彼女たちの喋っている内容が僕にも聞き取れるようになって来たんだ。だから今ではこれくらいは分かる。例えばどういうラインやシェイプが最高か、流行の色はアレとコレなんて感じでね。」

それは良かった。やはり妻が厳しい業界ながら成功を目指して真剣に頑張っている道である。デヴィッドのファッションセンスが気の利いた感想を言えるほどにまで成長すれば、さらに夫婦仲は良くなりそうだ。ただし彼は、デザイナーが陰で繰り広げる“生みの苦しみ”を知る者として、ファッションショーにある不満を抱いている様子だ。

昨年7月に出産してしばらく仕事から離れている間も、ヴィクトリアは本当によく頑張っていたんだ。だからショーは素晴らしいものだったよ。でも、あれだけたくさんのデザインを描いておいて、ショーで披露出来るのは本当にそのごく一部でしかない。あっけなく5分で終わるなんて短すぎるな。」

もっともサッカーはサッカーで、何時間も練習して試合中に歓喜の瞬間はそう頻繁には起こらないわけで…と言ったらサッカーファンに怒られてしまうであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)