エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ドラマ『ATARU』の撮影がなぜかスピードアップ。すでに9話の撮影も終了。

ドラマ『ATARU』は日曜日のドラマ合戦の中でも人気となっている。主演の中居正広らがバラエティ番組で「撮影は時間との闘い」と話していたが、現在はスムーズに進んでいるようだ。レギュラー出演者の嶋田久作がブログでその様子を綴っている。

4月15日からスタートした日曜劇場『ATARU』(TBS系)は初回視聴率が19.9%を記録している。初回には及ばないもののその後も好調なのだが、一方で撮影スケジュールは過酷だったようだ。5月19日にテレビ番組に宣伝を兼ねて出演した中居正広や北村一輝らは「時間と闘って必死にやっている感じ」、「毎日眠たい」と語っていた。

だが視聴率も上り調子ならば、現場の撮影もスムーズになるのだろうか。警視庁の係長役で出演する嶋田久作が『猫可愛がり。だからダメなんだ~嶋田久作blog~』で触れたところでは、どうも現場の状況が変わっているようなのだ。

6月1日に更新された「『ATARU』第9話」の内容では、「全員やることが見えているので、この頃は予定を大幅に巻くことが多い」という。やはり回数を重ねる毎に出演者やスタッフも流れがつかめてくるのだろう。この日は「2時間15分早く撮り始め、3時間早く終わりました」と、時間に追われるどころか先取りしているほどだ。

嶋田久作といえば映画『帝都物語』シリーズで演じた怪人物、加藤保憲をはじめ、数々の役をこなしてきたベテラン俳優だ。その彼が「余裕をもって撮影を続けられるので、結局は良いんです」と評価しているのだから、時間が短縮しながらも撮影の質は確かなことが分かる。

ドラマ『ATARU』は第11話まで放送される予定だ。この調子ならば「地獄のように眠い」と話していた中居正広もかなり余裕が出来たのではないか。体調も崩さずになんとか順調にクランクアップが迎えられそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)