Forbes誌による毎年恒例の『世界で最もパワフルなセレブ100傑』が今年も発表され、ジェニファー・ロペスが文句なしの1位に輝いたことを17日にお伝えした。しかし、アノ常連さんたちは一体どうしたのであろう。彼らの意外にも低い順位をご紹介したい。
稼いだ金額やTwitterのフォロワー数ばかりではない。過去1年、テレビにスクリーンにエンタメの世界で大活躍、雑誌の表紙を多数飾り、CMも評判で、その名を知らないという人はまずいないというのが、Forbes誌による『世界で最もパワフルなセレブ100傑(The World’s Most Powerful Celebrities)』の選定基準である。まずは今年のトップ10の順位を振り返ってみたい。
1位 ジェニファー・ロペス
2位 オプラ・ウィンフリー
3位 ジャスティン・ビーバー
4位 リアーナ
5位 レディー・ガガ
6位 ブリトニー・スピアーズ
7位 キム・カーダシアン
8位 ケイティ・ペリー
9位 トム・クルーズ
10位 スティーヴン・スピルバーグ
昨年トップであったレディー・ガガが5位に転落したが、2位のオプラ・ウィンフリー、3位のジャスティン・ビーバー、4位のリアーナあたりは予想通り。また昨年7位だった歌姫テイラー・スウィフトは、惜しい所で今年は11位。超人気ミュージシャンとはいえ、常にパワーを放ち続けるというのはやはり難しいのであろう。
それにしてもハリウッド俳優がトム・クルーズたった一人、(専業の)女優がゼロとはどうしたものか。女性の場合は出産や育児で仕事量を減らしているケースもあるが、このようなランキングの常連であったセレブの名がまるで見当たらないというのは寂しい。そこで同ランキングにもう少し踏み込んで、気になるあたりをご紹介してみたい。
アンジェリーナ・ジョリー 13位
ビヨンセ・ノウルズ 16位
アデル 24位
ブラッド・ピット 28位
Jay-Z 38位
レオナルド・ディカプリオ 46位
ジョニー・デップ 56位
キャメロン・ディアス 59位
ジゼル・ブンチェン 61位
ジュリア・ロバーツ 80位
ケイト・モス 94位
低迷、若い新人らによる下剋上、あるいは残酷であるが“旬”を過ぎてしまったと見るべきか。ハリウッド・セレブに限らずであるが、年月の経過には誰も勝てないことを、このランキングに正直に感じてしまう。一旦「高ギャラ役者」に位置づけられると、プロデューサーらはやがてもっと魅力的でもっと安く起用できる俳優を探そうとする。稼ぐべき時にとことん稼いでおくというのが、この世界に生きる者たちの掟であろう。
俳優ジョージ・クルーニーの名は残念ながら探せなかった。また『トワイライト』シリーズでは、女優クリステン・スチュワートが43位であったものの、俳優ロバート・パティンソンの名はやはり見つからず。彼は決して「一発屋」で終わって欲しくない俳優である。面白い所では、あの騒動からようやく脱却できたということか、タイガー・ウッズが12位につけていた。
参考:http://www.forbes.com/celebrities/
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)