イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ジョニー・デップ昨年12月のあの暴力事件で訴えられる。ボディーガードの乱暴はココまでひどかった!

どうにも冴えないニュースばかりが続くこの所のジョニー・デップ(48)、今度は暴力に関する訴訟問題が勃発した。ファンを大切にすることで知られるジョニーだが、ボディーガードの教育はまるでなっていなかったようだ。

その事件は昨年12月に起きた。イギー・ポップ(64)のコンサートを観るため、ジョニーはボディーガードを伴って「ハリウッド・パラディウム・シアター」に出かけた。一般の中年夫婦がジョニーの横にやって来て、隣にはカリフォルニア大学アーバイン校で医学部の教授をしている52歳の妻が座った。VIP席という特別なそのコンサートチケットは、彼女から夫へのバースデープレゼントであったという。

身を乗り出してダンスを踊るこの女性をうっとうしく思ったジョニーのボディーガードは、彼女の腕をねじふせてVIPセクションから引っ張り出し、彼女が抵抗するとその体を思い切り投げ倒すというとんでもない乱暴を働いた。女性の靴は脱げ、ズボンを引きずり下ろされ、iPhoneをはぎ取ろうとされ、おまけに「手錠」までかけられたことについては無数の目撃者がいる。その後全くコメントを発表しないジョニーには、「無責任だ」との声が集中した。

そして大方の予想通り、この一件は起訴状となって16日にLA郡高等裁判所に持ち込まれた。腕を脱臼し、体は出血や腫れを伴う無数の擦り傷とアザだらけとなり、大勢の人の目の前でひどい辱めを受けたこの女性。彼女には元から脊椎関節炎および線維筋痛症という持病があり、その事件以来さらに症状が重くなってしまったとして、それ相当の損害賠償支払いをジョニーに求めたいとしている。

ちなみにその起訴状では、女性の名は“ジェーン・ドー”という偽名を使っている。熱狂的なジョニーのファンからの嫌がらせを回避するために、本名を隠したのであろう。そこにはまた、ジョニーがこの一部始終を黙って見ていたことに対する彼女の激しい怒りも記されている。ボディーガードの執拗な暴れっぷりを黙認したジョニー。もっと順良な人間であったはずだが、何とも残念でならない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)