エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】オリンピックでゴール後、“世界を震撼させる”ギャグを披露する予定だった猫ひろし。

男子マラソン・カンボジア代表として、ロンドンオリンピックに出場することが不可能になった、お笑いタレントの猫ひろし(34)。今月12日には記者会見で、リオ五輪へ再挑戦への意欲を彼は語っていた。一方で14日には、「幻の五輪…真相激白」としてスポーツバラエティ番組に出演、早くもこれに関係した仕事の依頼が猫に入っているようだ。

「吐きそうですね」。5月14日放送の『炎の体育会TV』(TBS系)のスタジオに入った猫ひろしは、気持ち悪くなってしまったという。スタジオ内のセットとして貼り出されていたのは、猫がロンドンオリンピックへの出場が不可能になったことを伝える、数社のスポーツ新聞。“猫、五輪消滅”などと大きな活字になっているのを見ると、胸の奥から重く苦しい何かがこみ上げてくるようだ。「(オリンピックに出られない)覚悟はしていたし、嫌なことは一晩寝れば大丈夫なタイプなんですけど。でも、こうして大きな活字で、見ると…。」と、彼は言葉を濁す。

カンボジアへは何度か行き来をし、数か月間滞在もした。その間は芸人としての収入は無く猫はマラソンの本を出版したり、谷川真理さんと共同開発したマラソン用の腕時計関連の収入だけだったという。そのためオリンピックへの出場を目指すようになってから、生活は楽では無かったそうだ。“スポンサーから多額のお金が入っている”という噂についても、「一社も決まってなかったし、どこからもお金は貰っていない」と猫はキッパリと否定した。

番組コーナーの最後にオリンピックで、猫がゴールしてから披露する予定だったギャグを、MCの今田耕司に見せた。“世界中を震撼させる”ような日本人が聞いても理解に苦しむギャグで、今田は「これは、出場が消滅して正解だった。あぶね~」と本気とも冗談ともとれるような感想をもらした。本当に世界が注目するオリンピックで、日本語の“ギャグ”を猫はやるつもりだったのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)