エンタがビタミン

writer : testjournalist

【エンタがビタミン♪】会場は今田耕司宅。大物芸人から現役横綱まで集まって“鍋会”。やっぱりすごい。カラテカ入江の人脈。

3月10日放送の『メレンゲの気持ち』に出演した、カラテカ入江が紹介した“鍋会”。そうそうたるメンバーが集まったこの“鍋会”に、放送作家の鈴木おさむ氏も出席したそうだ。そのとき目にした、異様な光景をラジオ番組で明かした。

10日放送のTBSラジオ『鈴木おさむ 考えるラジオ』で、カラテカ・入江慎也が催した“鍋会”の裏話を語った鈴木おさむ氏。その様子は『メレンゲの気持ち』で放送されたことで、「今日、テレビ放送が終わったので」と前置きしながら話し始めた。

鈴木氏がその“鍋会”に行ってみると、部屋にはお笑い芸人の雨上がり決死隊・宮迫博之をはじめ、たくさんの芸人がいたという。そしてそのなかに、関脇・豊ノ島、大関・琴奨菊、横綱・白鵬という3人の力士が鎮座し、見る者を圧倒する光景だったのだ。

入江は、4年ぶりの日本人大関となった琴奨菊の大関昇進パーティをお手伝いしたことから、交友があるそうだ。入江の人脈の広さは有名だが、力士と最初に会ったとき「けんか強いんですか?」ときいてしまったという。この屈託のないキャラクターがその人脈作りの秘訣なのかもしれない。横綱・白鵬とも仲良くなった入江は、横綱の膝にチョコンと座っており、その様子を鈴木氏は「腹話術師のようだった」と語る。鍋料理は相撲部屋のちゃんこ番による本格的なもので、そのちゃんこ鍋は鈴木氏が今まで食べた中で一番おいしい鍋だったという。

そして、みんなで「何より、力士は縁起がいい。」という話になり、“鍋会”の会場である自宅を提供していた今田耕司は、上機嫌だったのだ。しかし、蛇足ながらこの今田の自宅は、話題のオセロ・中島知子と同じマンションで、今日本で一番有名なマンションとなってしまっている。今回の“鍋会”も中島の奪還前に行われたため、多くの取材陣が建物の周りにいたそうだ。

鈴木氏は、力士たちの持つキャラクターにも触れている。豊ノ島関は、ユニークなキャラクターで高田純次のようにボケまくる、「ファニーな人」だといい、「(芸人の)入江より面白い」と評した。また、横綱・白鵬が席を立った時のこと。興奮した若手お笑い芸人が、「どうしても聞きたかった」とトイレまでついて行き、相撲の質問をあびせたのだ。しかし横綱は無名の芸人に対しても、快く丁寧に答えてくれたという。

昨年は八百長問題の影響で中止になり、大阪場所での開催は2年ぶりとなる。また今年は、東日本大震災の発生から1年となる3月11日に初日を迎えた。暗い事象が続いたが、ふと「横綱・白鵬の膝に座るカラテカ入江」という光景を思い浮かべつつ、春場所は人間味あふれる力士たちの力と力のぶつかり合いを楽しんでもらいたい。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)