エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ミスチル VS ガガ。小朝のスタッフに見る“上司に休みをもらう時”のコツ。

落語家の春風亭小朝が女性スタッフとのひとコマをブログで紹介している。彼女が小朝に休みを取りたいと相談に来たのだ。そのやり取りからは、上司(落語家)と部下(スタッフ)の立場からお互いの思惑が感じられて面白い。

ライブに行きたい時、社会人の場合は仕事のスケジュール調整が必要だろう。まずは上司に休暇や早退を申請しなければならない。そんな時に参考になりそうなのが、『春風亭小朝オフィシャルブログ』で5月10日に綴られた内容である。

ある日、小朝のところへ神妙な面持ちでやってきた女性スタッフが、「お休み頂けませんか」と申し出た。「仕事は?」とよくあるパターンで小朝も応じている。

すると彼女は「ミスチルのコンサートがあるんですよね」と理由を説明したが、小朝は「…やっぱりそれはさぁ」とすんなりとは受けつけなかったのだ。「あ、わかりました」といったん引き下がった女性スタッフは、「じゃあ、そのかわりにこの日は休んでいいですか?」と別の日を申請してきた。「えっ」と小朝が驚いていると、彼女は「その日、レディー・ガガのコンサートがあるんですよ」というのだ。「う~ん、ガガかぁ…仕方ない。行っていいよ」と今度は小朝も休みを認めたそうだ。

そんなやり取りを紹介した小朝は「桜井さんには勝ちましたが、ガガには負けました」と結んでいるのだが、果たして彼女が先にガガのコンサートの日を言っていたらどうだっただろうか。あるいは女性スタッフがミスチルは半ば諦めて、「重ねてガガを出せば小朝師匠も立て続けに拒否しにくいはず」と踏んだようにも思えるのだが。そうなるとミスチルやガガ以前に、小朝が女性スタッフにしてやられた感じだ。

ちなみに現在来日中のレディー・ガガは、10日・12日・13日に“さいたまスーパーアリーナ”で公演を行う。一方でミスターチルドレンは6月6日まで全国ツアー中で、東京ドームでは5月23日・25日・26日に公演の予定なのだ。

やはり、女性スタッフが先に休みを申請したミスチルは牽制だった可能性が高そうだ。この方法は職場で上司に休みを申請するときなど、かけ引きの参考になるかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)