先月11日に急逝した歌姫ホイットニー・ヒューストンのニュースに世間の注目が移り、しばらくご無沙汰であったデミ・ムーアに関する情報。再びこちらについてもお伝えしたい。
デミについては、1月23日に緊急入院したカリフォルニア州シャーマンオークスの病院を出た少し後に、ユタ州にあるセレブ御用達のリハビリ施設、『サーク・ロッジ(Cirque Lodge)』に入所したことまでは確認されている。だが代理人はそれを「離婚のトラブルに端を発した精神的ストレスへの治療が必要」と説明し、期間も“briefly”と表現。すでに短期で退所しており、どこか秘密の場所で静養を続けると伝えられたのは2月上旬のことであった。
現在の彼女を支えているのは、元夫の俳優ブルース・ウィリスと倒れた当時に一緒にパーティを楽しんでいた女優の長女、ルーマー・ウィリスの2人。彼らの友人から漏れ出た話を総合すると、デミは時間をかけて薬物依存や拒食症を克服しなければならないという見方が強い。
そのような中で芸能情報サイト『E!News』は、長いこと居場所が分からないとされていたデミについて、1月下旬からつい最近までずっとその『サーク・ロッジ』に滞在していたとする情報を得たと報じている。
これが本当であれば、デミがリハビリ治療に費やした時間は約1か月間。だが彼女の各種依存症や拒食症のベースには、離婚の深刻なストレスやデスパレートな人生観がある。もっと長い滞在日数を設け、十分な治療を受けるべきケースではないだろうか。
ハリウッドのゴシップに限らずだが、この世の中は新たなビッグニュースに見舞われると、ひとつ手前の話題をいとも簡単に忘れてしまう。当事者としてみればやや寂しく、かつ有難いものなのであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)