離婚によるストレスで精神的不安と拒食症を訴え、先月23日にはパーティ中に異常な症状を訴え緊急入院となったデミ・ムーア（49）。薬物依存も発覚した彼女が、ユタ州のリハビリ施設に入所したと芸能情報サイト『E！News』が報じている。

「カバラ教団と家族がついていてくれるから大丈夫」と主張し、リハビリ治療やカウンセリングを拒んでいたとされるデミ。しかし薬物への強い依存と摂食障害が確認されたら、やはり専門施設でのプロによる治療が必要であり、元夫ブルース・ウィリスや娘たちも強くそれを勧めたに違いない。

デミが入所したのは、ユタ州サンダンスにある「Cirque Lodge」という名のリハビリ施設。ここはメアリー・ケイト・オルセンやリンジー・ローハンも入ったことがある、いわゆるハリウッド・セレブ御用達の高級リハビリ施設で、メディア対策にも慣れているから安心だ。

健康体を取り戻すために、不本意ながらもリハビリ入りを決断したことは大きな一歩である。しかし同サイトによれば、そこでのデミは完全に心を閉ざし、ほんの少しの人としか会話をしたがらない様子。依存症や拒食症に併せ、妻としての名誉を夫に傷つけられての離婚は大変苦しい、悔しい出来事であったはず。これらを乗り越えるには、相当な時間と努力が必要であろう。ゆっくりと休み、心身の完全な健康を取り戻して頂きたいものである。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）