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日本で90年代に大活躍し、知らない人はいなかったマイク・ベルナルド。強靭な肉体に愛嬌のあるマスクで親しみやすいキャラクターだったが、2月14日に42歳の生涯を閉じた。
2月14日、南アフリカのケープタウンでK-1且つ元WBFヘビー級チャンピオンだったマイク・ベルナルドが亡くなった。42歳だった。
マイク・ベルナルドは1969年にケープタウンで生まれた。プロとしてのデビューは1993年2月、相手を3ラウンドでノックアウトした。その後1994年に来日してK-1に参加し、一躍有名となり「切れてなーい」のCMで一世を風靡した。最近では友人の経営する「Takedown MMA」という格闘技専門のジムでK-1とムエタイを教えていた。
彼の遺体が発見されたのは、ケープタウンのシーポイントにある自宅。2月14日の朝、友人が訪れて発見、既に死亡していたという。死因は発表されていないが、警察では犯罪が起こった形跡のないことから自殺と見られている。発見したのはマイク・ベルナルドとは18歳からの友人。「格闘家としても友人としても貴重な人材だった。彼の才能を後世に残せないのが残念だ。」と友人の死に悲しみを隠せないでいる。
日本では有名だったマイク・ベルナルドだが、南アフリカではスポーツ界ではある程度知られていたが認知度は日本に比べると低いようだ。マイク・ベルナルドは親日家で、日本語も流暢にしゃべり、ケープタウンにある日本人会にも幾度か顔を出していた。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)