イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達・番外編】故ホイットニー・ヒューストン、葬儀は18日にニュージャージーで。スター達が歌で見送るプライベートな式に。

11日に急死した故ホイットニー・ヒューストン(享年48)の葬儀は今週18日土曜日正午から、彼女が生まれ育ったニュージャージーの教会(=写真)で執り行われることになった。

検死が終わったホイットニーの遺体は俳優・映画プロデューサーのタイラー・ペリー(42)の所有するプライベートジェット機で、西海岸のロサンゼルスから東海岸のニュージャージー州に運ばれた。13日夜、金色のバン型霊柩車に乗せられた遺体はパトカーに先導され、ファン達が沿道で見守り声をかける中、ニューアーク市にある葬儀ホーム「Whigham Funeral Home」に到着した。

ホイットニーの葬儀の場所については当初、ホイットニーの母のシシー・ヒューストン(78)、従姉妹のディオンヌ・ワーウィック(71)らが、南部ジョージア州のアトランタで執り行うのが最も適切ではと考えていたようだ。しかし他の家族らの希望で、ホイットニーが生まれ育った東部ニュージャージー州のニューアークで行われることとなった。場所はホイットニーが聖歌隊(ジュニア・ゴスペル・クワイア)で歌い、その歌の才能を初めて開花させた『ニューホープ・バプティスト教会』が最も適切だ、という結論に落ちついたそうだ。

しかしその葬儀は「インビテーション・オンリー」で、かなりプライベートなものになりそうとのこと。教会のキャパシティは1500人ほどで、誰が出席するのかが今、大きな話題となっている。

『ニューヨーク・デイリーニューズ』紙によると、式は家族らの希望で「音楽でホイットニーの命を祝う内容」になるそうだ。そこで当日は聖歌隊を“特別編成”して「スター達が参加し、歌う」そうだが、誰が参加するかは「まだ明かせない」と同教会の牧師は口を閉ざしている。

現在想定されている参列者としては、ホイットニーが最後のパフォーマンスを共にしたR&B歌手のケリー・プライス(38)、第54回グラミー賞の舞台で『I Will Always Love You』を歌ったジェニファー・ハドソン(30)、また「R&Bの女王」ことチャカ・カーン(58)や、ホイットニーのゴッドマザーであるアレサ・フランクリン(69)らの名前が挙がっている。彼女らがそろってホイットニーのために歌うとしたら、圧巻の葬儀になるであろう。また、ゴスペルシンガーで牧師であるマーヴィン・ワイナンズ(53)が、代表で弔辞を述べることになったという。

一方、ニューアーク市では1万8000人を収容できる「プルデンシャル・センター」での公開葬儀を家族らに提案したが、「葬儀はできるだけプライベートに行いたい」という希望により却下となったそうだ。マイケル・ジャクソンの葬儀はこうしたバブリックなものでTVでも放映されたが、今回のホイットニーの場合はかなり「密葬」に近く、ファンにとっては少し残念なものになりそうである。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)