11日にビバリー・ヒルトン・ホテルのバスタブの中で死亡しているのが見つかった故ホイットニー・ヒューストン(享年48)だが、遺体発見時の状況がさらに詳しく分かって来た。
ホイットニーが亡くなっているのが発見されたのは、バスタブの水の中であることが警察当局により正式に発表されたが、その当時は音楽&私生活上の恩師である音楽プロデューサー、クライヴ・デイヴィス(79)のグラミー賞事前パーティに出る支度をしていたことが分かっている。そこで彼女が問題のバスタブに浸かる直前に、ホテルの部屋で食事をとっていたことが明らかになった。
彼女がルームサービスでオーダーしたのはハンバーガーとポテトフライ、そしてハイネケンビール1缶とグラス1杯のシャンパンだったそうだ。つまりホイットニーは入浴する前に、大量ではないが飲酒をしていたことになる。また、入浴後に食べる予定でターキーサンドイッチとハラペーニョペッパーも併せて注文。浴室に持ち込んでいたという。
その後、浴室から30分以上も出て来ないのを不審に思った「ヘアドレッサー」が、水に顔まで浸かったホイットニーを発見した、と当初芸能サイト『TMZ』が伝えたが、実は第一発見者は、ホイットニーの叔母のメアリー・ジョーンズさんであることがわかった。ジョーンズさんはホイットニーが倒れる直前に、彼女がパーティで身につける予定のドレスを用意し、その場を少しの間離れたそうだ。しかしその後水に浸かっているホイットニーを発見し、急いで水の中から引きずり出し蘇生処置を施した。が、時すでに遅かった。
また『TMZ』では、ホイットニーが発見された当時のバスタブの写真を入手し公開した。それによるとホイットニーは入浴の際、小さな銀色の皿にオリーブオイルを入れて浴槽の中に沈めていた。肌に潤いを与えるためにいつも行っていた「オイル浴」で、リラックスしていたようだ。またタブに入る際、髪をタオルとヘアゴムで束ねていていたようで、それらが頭から外れ水の中に浸かったままになっている生々しい様子が写真に写っている。何故亡くなったのか、未だにその死には謎が多い。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)