11日に急死したホイットニー・ヒューストン(享年48)と、元夫ボビー・ブラウン(43)との一人娘、ボビ・クリスティーナ・ブラウン(18)が病院に緊急搬送されたが、命に別状はなく同日午後無事に退院した。
最愛の母ホイットニーが突然亡くなった11日には、同じビバリー・ヒルトン・ホテルに滞在していたボビ。数時間後、母急死の知らせを聞いて4階にあるホイットニーの部屋に駆けつけた彼女だが、芸能サイト『TMZ』によると、その際警察に部屋に入ることを禁じられたそうだ。
そこでボビは怒って警察官に叫んだり、ののしったりして、必死で母に会わせてくれるよう要求したそうだが、その願いは叶わず。警察は「他の家族のメンバーや友人により、遺体の確認はもう済んでいるので、誰も部屋には入れられない」の一点張り。同じ理由で駆けつけたホイットニーの従姉妹であるディオンヌ・ワーウィック(71)も追い返されたそうである。
その際にあまりにショックだったのだろうか、同11日の夜、自ら病院に行って治療を受けていたというボビ。その時、彼女は「ヒステリー状態で、極限なまでに疲労していて、悲嘆に暮れていた」そうだ。しかしそのたった数時間後の12日の午前、今度は母の遺体が発見された同じホテルから、ストレッチャーに乗せられ救急車で近くのシーダーズ・サイナイ病院に緊急搬送されることとなってしまった。
何故運ばれたのか詳しいことは明らかになっていないが、ボビは「不安感」を訴えているものの、意識はしっかりしており、命に別状はないようである。気性が激しいことで知られていて、過去には警察のお世話になったこともあるボビだが、「アイドル視」するほど愛していた母の死にショックを受けるあまり、病院でケアが必要な状態にまで体調を崩してしまったようだ。『Star』誌による別の情報では、アルコールで悲しみを紛らわそうとしていた彼女に、ホイットニーのマネジメントチームが鎮静剤を与えたため、そのパワフルなミックスによりボビが倒れてしまったとも言われている。最新情報では同日午後、無事ボビは退院したとのことである。
彼女の父で、ホイットニーの元夫のボビー・ブラウンも、元妻の急死に悲しみをあらわにしていて、ホイットニーの死が家族・友人らに与えたショックは計り知れないものがある。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)