お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが1月12日、念願の“お父さん”になったことを自身のブログで報告している。相方の富澤たけしも昨年の4月に長男が誕生しており、お互いの子ども同士が同学年になるのも嬉しい偶然である。
伊達みきおは2009年7月、同じ宮城県出身のフリーアナウンサー熊谷麻衣子と結婚している。1月13日付の伊達のブログ『もういいぜ!』内では、彼が満面の笑みで生まれたばかりの我が子を抱っこしている写真が掲載されている。ぎこちない抱き方だが「とーっても可愛い女の子です。」と、いつもの強面の表情からは想像できない幸せそうな笑顔だ。
ブログでは約1年前に奥様が流産を経験したことを明かし、「こうしてまた我々の元にやって来てくれて、ありがとう!」と感謝の言葉を綴っている。昨年の東日本大震災の時、彼らは気仙沼市内での仕事中に被災し被害の状況を目の当たりにする。そしてサンドウィッチマンの2人が出会ったのは仙台の中学校と、被災地との関係は深いものだった。そのため彼らは被災地支援の活動に奔走、精神的にも肉体的にも大変だったはずだ。だが伊達夫妻に起こっていた悲しい出来事を、彼は微塵も表に出すことは無かったのだ。今から考えると伊達の精神的な強さに、ただただ頭が下がる思いである。
ブログの最後には「よっしゃ! 頑張っていっぱい仕事するぞ!」と父親としての決意と、「麻衣子お母さん、お疲れ様ね!」と奥様に優しい心遣いを見せている。命の尊さと生きていることの有り難みを誰よりも知っているであろう伊達なら、家族に愛情をいっぱい注いでくれる頼れるお父さんになるに違いないだろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)