エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「何だったんでしょう。」アノ方の辞任について、サンドウィッチマン・伊達。怒りよりも呆れる。

7月5日、就任から9日目で辞任した松本龍復興担当相。この件について、東日本大震災発生直後から被災者支援に力を入れている芸人の伊達みきお(サンドウィッチマン)が、自身のブログの中で触れている。

現地で大地震を実際に経験し何度も被災地に足を運び、ひたすら被災者の支援に汗を流してきた伊達。さぞや前・松本復興担当相に対し、怒っているかと思っていた。しかしブログを読むと、ただ“呆れている”という感じなのである。

7月6日付のブログ『もういいゼ!』には、「あれだけ好き放題な発言をしたんだから、簡単に辞める人じゃないだろう。」と思い逆に、「言葉は乱暴だったけど、やることはやる人だったんだ。」と結果を出してくれるのを期待していた―という伊達。しかし、「何でもない方でしたか。残念です。」と、呆れているのだ。

猛暑の中ひたすら耐えている避難民の方や、毎日肉体を酷使して復興に取り組んでいる自衛隊の人たち―まだまだ沢山やらなければならないことがあるのに、何で政府はこんなにゆっくりなんだろう。どうして分からないんだろうと、淡々と綴られている。

やっと復興担当相が決まったと思ったら、この騒動。「何だったんでしょう。」伊達と同じ感想は、きっと多くの方が持ったのではないか。きっと伊達はいろんな怒りを抱えながらも心にしまって、黙々と自分たちができる支援の活動をしているのだろう。そのひとつ6月の東北魂チャリティライブの写真が、ブログに掲載されている。タレントの野久保直樹やお笑い芸人のヒロシも駆けつけてくれたそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)