今月7日に女児を出産したばかりのビヨンセ(30)だが、先日英芸能誌『Star』に「産後初!」と謳って掲載された彼女のインタビューは、実は「でっち上げ」であるらしいことが分かった。
このインタビューが、「Beyonce WORLD EXCLUSIVE first interview」と銘打ってネット上に掲載されたのは17日のこと。その中ではビヨンセが、長女ブルー・アイヴィーちゃんの母親になった気持ちは「説明できない」とし、出産の際に「利己的」と波紋を呼んだ病院のセキュリティーについては、「厳しくしていたわ。自分たちの利益のためではなく、娘の安全のためにね。」と語ったとされている。
また夫のJay-Z(42)については、「どんなことがあっても(ブルー・アイヴィーちゃんの出産を)逃すようなことはなかったわ。彼はもともと、とても保護的で誠実な人だから。」と話したとのこと。ビヨンセが産後に心境を語った唯一のインタビューとして、当サイトをはじめ、様々なメディアがこのインタビュー記事を大きく取り上げた。
しかしビヨンセの代理人は17日、米芸能TV番組『Access Hollywood』の問い合わせに、「あのインタビューは完全なでっち上げ。インタビューはニセモノです。」と伝えたとのことだ。
一方『Access Hollywood』が英『Star』誌に問い合わせをしたところ、答えはこのように返って来たとのことだ。「ビヨンセのインタビューはでっち上げでもフィクションでもありません。当方はビヨンセに出産前にインタビューした、米国にいるリポーターから記事を買ったのです。そして、同じリポーターがビヨンセの出産後に、彼女のマネジメントチームの女性に承認された、追加の情報を入手したのです。」
しかし、『Access Hollywood』が「ビヨンセの代理人があのインタビューはでっち上げと断言した。」とネットに掲載した後、英『Star』誌サイト上のビヨンセのインタビューのURLが、「missing page」となってしまった。どうやら『Star』誌側が内容を取り下げたようである。
一方、「Jay-Zが娘に捧げる詩を発表し、その中で今までずっとラップの中で使って来た“b***h”という下品な単語はもう使わないと発表した。」と、英音楽サイト『NME』がリポートしたことについても、同じようにでっち上げである可能性が指摘されている。
Jay-Zに近い関係者が、米芸能サイト『E!ニュース』に語ったところでは、「この詩はJay-Zが書いたものではない。」とのことだ。Jay-Zの友人も、ツイートで「今Jay-Z本人から“b***h”という言葉を聞いた。あの詩はウソだ。」とつぶやいているそうだ。
プライベートをあまり語らないことで知られるJay-Zとビヨンセ夫妻だからこそ、芸能メディアの期待感もあって、このような情報の混乱が起きたのかもしれない。ちなみに『ニューヨーク・デイリーニューズ』紙による最新情報では、「18日夜、Jay-Zの経営するNYマンハッタンの“40/40 Club”がリノベーションを経て再オープンするが、そのイベントのレッドカーペットにビヨンセが産後初めて登場する」そうだ。そこで今度こそ本当に、産後のビヨンセの生の心境が聞けるといいのだが…。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)