俳優チャーリー・シーン（46）の元妻ブルック・ミューラー（34）が暴行とコカイン所持で逮捕されたとお伝えしたばかりであるが、彼女はすでに日本円にして約86万円という保釈金を支払い釈放されていることが分かった。

なかなかクリーンな生活に戻れないブルック・ミューラーが、暴行とコカイン所持によりコロラド州で逮捕されたのはつい先日のこと。今回ばかりは刑務所でじっくり頭を冷やすのかと思いきや、思いがけない人物が1万1000ドル（約86万円）の保釈金をポ～ンと支払い、ブルックを自由の身にしたという。

そう、その人はブルックの元夫で人気俳優のチャーリー・シーン。離婚したはずの2人が「再び距離を縮めているのでは？」という最近の報道を、裏づけするかのような行動に出たわけである。まさかの復活愛も噂されるが、実際のところチャーリーが今もっとも心配しているのは2人の間に生まれた2歳の双子のようだ。

ブルックは逮捕当日、乳母に双子を預けてクラブで遊びほうけ、挙句女性に殴りかかり別のクラブへ移動。そこで警察に発見され逮捕されたブルックがコカインまで所持していたと聞き、チャーリーが一番に考えたのは双子のことであろう。

現在ブルックは双子を連れて休暇先のアスペンから自宅に向かっているが、芸能情報サイト『TMZ』の報道によると、チャーリーは3人が帰宅したらすぐにでも双子の面倒をみるつもりだという。もちろん人気俳優ゆえに24時間双子についているわけにはいかないが、仕事などで家を留守にするときはブルックの両親が双子の世話を引き受けることになるらしい。

しかし、なぜブルックの両親が娘の保釈金を支払わなかったのかと疑問に思う方も多いだろう。確かに離婚した元夫よりも両親こそがその支払いに応じるのが自然な気もするが、内部情報に詳しい人物によると両親はそもそもブルックの保釈などまったく望んでいなかったという。

「今クリーンにならなければ、ブルックは死んでしまう。」

そう懸念する両親は、ブルックがしばし拘留されることが更生につながると考えたようだ。

今後ブルックは家族から離れて依存症の克服に努めることになりそうだ。子供への愛は、親のどんな行動をも後押しするもの。一時期双子から離れ、母としての愛、責任、そして社会人としての自覚を再確認するのはいい考えであろう。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）