ここ数年スキャンダルの数々でメディアを賑わせてきた俳優と言えば、チャーリー・シーン(45)である。特に女性問題やアルコール依存は深刻で、一時は俳優としての今後がおおいに懸念されたチャーリーだが、ここにきてようやく事態が好転してきた気配がある。
チャーリー・シーンは知る人ぞ知る、俳優一家のサラブレッドである。80年代には兄で俳優のエミリオ・エステベスらとともに大変な人気を博し、多くの優れた作品に出演して世界中の映画ファンを魅了した実力派俳優なのだ。前途洋々だったはずのチャーリーも、アルコール問題やDVで徐々にうらぶれて、今や俳優としての功績よりもスキャンダルばかりが注目されるようになった。ポルノ女優にまで私生活を暴露されるという情けなさにファンたちもガックリ…のはずが、ここ最近のチャーリーは見事に立ち直りつつあるらしい。
今年5月に離婚が成立した元妻ブルック・ミューラー(34)の依存症治療に助けの手を差し伸べているという情報を先日お伝えしたばかりだが、続いて兄エミリオも「チャーリーは変わったんだ。これまでのあいつじゃないよ。」と弟を擁護する発言をしている。そして今チャーリーは、別れたはずの妻と仲むつまじく、メキシコでのバケーションを満喫しているという。今回の豪華な休暇は双子の息子たち(マックス君、ボブ君)の母親であるブルックに対する「ご褒美」らしく、チャーリーは、芸能サイト『TMZ』に次のように語っている。
「ブルックは息子たちの世話を本当によく頑張っているよ。これまで俺が見たことがないくらい健康になったし薬物もやっていないぜ。」
あまりにも奔放な女性関係を楽しんできたチャーリーであるが、意外や意外、この2人の復縁説は事実になるかもしれない。DV発覚後にはブルック本人に対して「お前なんて殺しときゃよかったぜ!」との暴言を吐いたとされるチャーリーだが、この2人は思いのほか深い絆で結ばれているようだ。一般人にはもはや理解不能である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)