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writer : testjournalist

【エンタがビタミン♪】「上地雄輔の名前がないのが寂しかった」。芸能リポーターが紅白についてひと言。

『第62回NHK紅白歌合戦』の出場歌手全55組が発表された。初出場の芦田愛菜ちゃんや鈴木福くんをはじめ、K-POPの少女時代、KARAなどが注目されている中、2009年から2年連続で出場していたある男性歌手の名前がないことに、芸能リポーターの井上公造氏が心境を綴っている。

芸能リポーターの井上公造氏は、11月30日付の『井上公造オフィシャルブログ』で、第62回NHK紅白歌合戦について「予想どおりの部分もあるし、意外な部分もある」と発表された出場歌手について明かし、「上地雄輔の名前がなかったことが寂しかった」と記している。

上地は、歌手『遊助』として2009年から2年連続紅白に出場してきたが、今年の出場者には入っていなかった。井上氏が上地の名前を挙げた理由として、「被災地でたくさんパワーを送っていたのに」と彼の地道な活動について触れている。

上地といえば、東日本大震災後から募金活動やボランティアで泥出し作業や土砂の撤去に参加するなど、積極的に被災地支援を行ってきた。また、最近では被害を受けた地域へ物資を届けるために購入したワゴン車が「耳なし芳一カー」と呼ばれるなど、支援活動が何かと話題になっていた。

そんな上地が紅白に選ばれなかったことに落胆するファンからの声が、井上氏のブログに多く寄せられている。「遊助が出ないのは納得できない」、「残念な気持ちでいっぱい」、「全国の皆さんに彼の歌を聴いて欲しかった」などと、歌手『遊助』の紅白出場を心待ちにしていたファンの想いが集まっているのだ。

今年の紅白歌合戦は、被災地を元気づけることを目的とした「あしたを歌おう。」がテーマである。実際に被災地に足を運び、元気や笑顔を届けていた上地が選ばれなかったことに、残念な声があがるのも当然なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 七海香)