イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】ジェームズ・フランコ、新作映画で『PLAYBOY』創設者ヒュー・ヘフナー役を演じる?

伝説のポルノ女優リンダ・ラヴレース(享年53)の半生を描いた新作映画『Lovelace(原題)』で、俳優ジェームズ・フランコ(33)に『PLAYBOY』誌創設者のヒュー・ヘフナー氏(85)の役がオファーされ、交渉が進められているという。

ニューヨーク、ブロンクス出身のリンダ・ラヴレースは、72年のポルノ映画『ディープ・スロート』で一躍有名となった。映画は当時としてはかなり過激な描写が多かったものの、全米の主流映画館で上映され興行的に大成功を納めて70年代のポップカルチャーに大きな影響を与えた。

しかしリンダは、最初の夫チャック・トレイナーが彼女に銃をつきつけるなどの暴力によって映画への出演を強要した上、彼女の出演料であったたったの1200ドルも懐に入れていたとして73年に離婚。80年以降は反ポルノ運動家に身を転じ、全米を回って精力的に講演をするなどして活躍した。

映画『Lovelace(原題)』では、リンジー・ローハンや、オリヴィア・ワイルドなどが候補に挙がっていた主役のリンダ役を、映画『マンマ・ミーア!』の女優アマンダ・サイフリッド(26)が演じることになっている。『Variety』誌によると、ジェームズ・フランコは元々、リンダの夫「チャック」役の候補に名前が挙がっていたそうだが、その役は結局、女優マギー・ギレンホールの夫の俳優、ピーター・サースガード(40)が演じることに決まった。

そこでジェームズにオファーされた役は、何とあの『PLAYBOY』誌創設者のヒュー・ヘフナー氏役であるという。映画の中では、「リンダ」がプレイボーイマンションを訪れ、そこでヘフ爺が彼女の映画『ディープ・スロート』をスクリーニング。その後リンダの将来について話し合うというシーンがあるそうだが、ジェームズはここに「ヘフ爺」として一日だけの撮影で、カメオ出演するかもしれないとのことだ。実際リンダは『ディープ・スロート』の爆発的ヒット後、『PLAYBOY』誌でヌードを披露している。

『Lovelace』では、他にもシャロン・ストーン(53)がリンダの母親役で、『Sex and the City』の「ミスター・ビッグ」役でおなじみのクリス・ノース(57)がリンダのポルノ映画への投資家役を演じ、脇を固めるという。映画は早くも20日、ロサンゼルスでクランクインしたそうだ。

この映画とは別に、ポルノ業界を描いたドキュメンタリー制作を企画していると伝えられるジェームズ。きっと若かりし頃のもっとギラギラとした「ヘフ爺」を、怪演してくれるに違いない。しかしいかんせん映画以外にも、勉学に忙しい彼のこと、日程の調整さえつけばオファーを受けるとしているそうだが、是非実現を期待したいものだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)