人気R＆Bシンガーのクリス・ブラウン（22）が、このたびウェストハリウッドのコンドミニアムから引越しをしたという。これまで隣人たちとの確執がたびたび報じられてきたクリスだが、自らリングにタオルを投げ込み泥試合にピリオドを打つ形となった。

クリス・ブラウンとその隣人たちとの確執が報じられたのは、今年の夏のこと。同じコンドミニアムで暮らす住民たちからは「クリスが障害者用スペースに車を停めた！」という苦情が噴出するも、「あれは俺専用の駐車スペース。なのに悪質な住民たちに『障害者用』と落書きされた！」とクリスがすかさず反論し、心配するファンを安心させていた。が、障害者用スペースに駐車されたクリスの愛車の写真がメディアに公開されるなどし、クリスの言い分には少なからず嘘があったことがバレてしまったのだ。

また住民たちの悩みはクリスの駐車違反だけではなかったようだ。住民たちはクリスが時間も考えずに大音量で音楽を聴くこと、ホールで犬を走らせることなどに対しても猛烈に反発し、両者の対立は深まるばかりであった。深刻化する事態を収束しようとクリスの弁護士が法的措置をとるとも発表されていたが、事態は一転、クリスがまさかの引越しをすることで問題解決がついに実現した。

しかし、このコンドミニアムはすでに購入ずみという、れっきとしたクリス所有の不動産。誰かにコンドミニアムを売ったという事実はまだなく、今後彼が「やっぱりアッチに住もうっと！」といきなり戻ってくる可能性もなきにしもあらずだ。だがクリスがようやく出て行ったことを受け、住民たちは大喜び。「アイツが出て行くのが見られて本当に嬉しいよ！」などと語る住民たちの様子が、多数のメディアに大きく報道されている。

元恋人リアーナ（23）に対するDV事件からすでに2年以上が経過しているが、クリスに対する世間の目は未だに厳しい。今後「生まれ変わった自分」を世間に認めてもらえるかどうか。それはクリスの生き方しだいであろう。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）