昨年末に収録したあるお正月番組で元モーニング娘。の矢口真里が、AKB48の仕事の忙しさに驚いている発言をしていた。昨年末でさえ国民的アイドルだった先輩が心配するほどの仕事量だったのだ。そんなAKB48のメンバーが今、プライベートを楽しむ時間はあるのだろうか。
昨年末でも「モーニング娘。のピーク時と比べものにならないくらい、AKB48のメディアへの露出度は多い。睡眠時間は少ないと思いますよ。」と、矢口は感心していたのだ。それが今では日本国内のテレビ番組や雑誌などの仕事ばかりでなく、海外での仕事も入っている。それもほとんどがとんぼ返りである。AKB48の人数が多いとはいえ、仕事の声がかかるメンバーは限られてくる。年末に向けてテレビ番組の特番収録も増えるだろうから、ファンの間で彼女らの健康を気遣う声が多いのもうなずけるのだ。
病気やケガだけでなく、精神的な余裕がないと体調にも影響するだろう。AKB48は“恋愛禁止”という有名なルールがある。そうなると親しい女友達とお喋りしたり、ご飯を食べたりする時間が無ければ本当に可哀想である。
そんな忙しさのなか、時間を見つけて東京ディズニーランドで楽しい時間を過ごしたのが板野友美だ。板野と親しいタレントのトリンドル玲奈が、10月27日付のブログ『Reina』内でその様子を紹介している。
仕事終わりにディズニーランドに行ったという2人。寒かったのでお揃いの上着を買い、キャップも同じ黒。ツーショットの写真はプライベートとはいえ眩しすぎる。現地で周りに気付かれることはなかったのだろうか。短い時間であっただろうが、チュロスやパイなど色々食べてアトラクションも楽しんで、最後にはシンデレラ城の前で写真を撮ったそうである。「楽しかった。」とトリンドルはブログを締めくくっている。
今の世の中、有名人がプライベートで出かけるとすぐにツイッターで実況中継されたりする。有名人だから仕方がない―という意見もあるが、少しだけ温かく見守ってあげたい。仕事の緊張から解き放たれて楽しめる、ささやかな時間だろうから。
(TechinsightJapan編集部 みやび)