アイドルグループAKB48のメンバーが9月以降、次々と腰痛やケガなどでイベントを欠席する事態となっている。10月22日に長崎ハウステンボスで行われたプレミアライブでは、宮崎美穂が足のケガの為、一部出演に止めたことをブログで報告した。
年末の紅白応援隊に選ばれるなど絶大な人気を得ているAKB48だが、それだけに体調管理も重要になる。今年の上半期は前田敦子が映画、ドラマに主演しており、6月には総選挙という多忙を極めて「目の下のクマが凄い」と心配されたほどだった。7月23日の西武ドームコンサートではその彼女が一時的だが、熱中症でダウンしているのだ。
その後もAKBは8月に全国ツアーを行い、並行して握手会も開いている。冠番組をはじめテレビ出演も多い中、海外公演へも飛び出しているのだ。9月以降に故障者が続いたことで、そうした過酷なスケジュールが無縁とは考えにくい。
秋の月9ドラマでメインキャストとなった大島優子は、9月に腰痛で握手会を欠席している。彼女はブログで、最初はイスに座って握手していたが「腰と相談して」中止としたことを綴っている。
また、同じ日に宮澤佐江も体調不良で途中退席する事態となり、彼女は「8月の末から体調を崩してしまい、悪くなるまいと気をつけていたのですが、気持ちと共に負けてしまいました」とブログで謝罪しているのだ。
河西智美もこの間、体調不良で握手会を断念することがあったが、彼女は10月5日にブログで骨盤腹膜炎と診断されたことを報告している。原因については不明だが「ストレスから免疫力が弱ったのでは?」とファンから心配する声も出ていた。さらに板野友美が『声帯結節及び急性声帯炎』のため歌うことを避けて喉を療養したのも9月だった。
そんな状況が続くAKB48で、10月23日には宮崎美穂がブログで「先日、右足のアキレス腱を挫傷してしまいました」と報告している。しかも彼女は、22日にハウステンボスで行われたライブを「一部出演って形をとらせていただきました」というのだ。宮崎美穂自身は「悔しい気持ちがありますけど早く治すんだ!」と心境を綴っているが、アキレス腱挫傷という状態でライブを行うのはやはり無理があるのではないか。
足といえば、仁藤萌乃も22日のブログでその日行った2回の公演を無事終えたことを報告すると「この間のグアムのロケから引きずってる足が、まだ本調子じゃなかったから」とストレッチでケアすることを綴っているのだ。
今の状態では今後も故障者が出てしまうかもしれない。これから年末にかけて、さらに多忙な時期に入るだけに本人まかせでは対応できない面も増えてくるはずだ。関係者もスケジュール調整に配慮する必要があるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)