コートニー(32)、キム(31)、クロエ(27)の三姉妹に代表されるセレブ一家のカーダシアン家。これまでもオリジナルデザインの服飾やジュエリー、ハンドバッグを『カーダシアン・コレクション』と銘打って販売し人気を博して来たが、このほどタオルやベッドリネンなどの家庭用品も「カーダシアン・ブランド」として商品開発し売り出すことになったという。
三姉妹がニューヨークなどで経営するセレクトショップ『DASH』での服飾販売に加え、近頃では全米チェーンのショッピングセンター『シアーズ』を通じて女性向けアパレル商品『Kardashian Kollection』を売り出し、広告塔として大活躍しているカーダシアン三姉妹。購入した人が、カーダシアン・ブランドの服やハンドバッグ、ジュエリーを身に着けて「インスタントなセレブ気分」を味わえることで人気を博しているが、このほどタオルやシーツなど日常使う家庭用品まで「カーダシアン印」の商品が発売されることになった。
芸能サイト『TMZ』によると、カーダシアン家の面々は米国特許商標庁に『Kardashian Kollection Home』という名称を特許申請したという。申請書類によると、一家はバスマットやハンドタオル、ピローケースやシーツ、はたまたベッドリネンやキャンドルなどの家庭用品のデザイン・商品開発を現在手がけており、それらの商品全てにこの登録商標を使う予定だそうだ。この他にも、ビール用のマグ、お皿、キッチンナイフ、写真のフレームや窓のブラインドにもこのブランド名を使うことになっているという。
商品がいつ店に並ぶのか、服飾コレクションと同じように『シアーズ』の店頭のみで販売されるのかは不明だが、情報筋は『TMZ』に「カーダシアン印のタオルはスーパー柔らかいですよ。」と語っている。
家庭用品だけではない。来月1日には、ラスベガスのカジノホテル『ザ・ミラージュ』にカーダシアン家が公式に推薦する商品ばかりを集めたブティック『Kardashian Khaos』がオープンすることになっているそうだ。この店が扱う商品の中でも最も風変わりなのは、三姉妹それぞれの似顔絵が描かれたテンポラリー・タトゥーシール。一体誰が何のために使うのかは正直言って不明だが、お土産にはいいかもしれない。
家庭用品の方は、セレブでない消費者が買って使っても「セレブ気分」を味わえるところがセールスポイントなのだろうが、カーダシアン家の商魂のたくましさには、いつもながら驚かされる。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)