イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】カーダシアン家の面々、オバマ大統領の「彼らのリアリティTVは娘に見せたくない」コメントに、「ウチの番組から娘さんが学ぶことは多い」

先日、ミシェル・オバマ米大統領夫人(47)が「夫は、娘達がカーダシアン家のリアリティTVを見ていることが気に食わない。」と発言したことについて、早くもカーダシアン家の面々がこれを聞きつけ、「見てくれているとは、光栄だわ。」「ウチの番組は娘さんの教育のためになる。」などとコメントしている。

先日、マリアちゃん(13)、サーシャちゃん(10)の2人の娘を持つミシェル夫人が女性向けウェブサイト『iVillage』に、「大統領は、カーダシアン家の番組は娘達にとって教育上ふさわしくないと思っている。」という趣旨の発言をした。これが、自分達を批判する声には目ざとく反応するカーダシアン家の面々の「地獄耳」に入らないわけがなかった。

芸能誌『Us Weekly』に一家の友人が語ったところでは、ミシェル夫人のこの発言について、一家は「少なくとも私達のリアリティTVを見てくれているということが分かったわけで、光栄だわ。」と語っていたという。しかし、コートニー(32)、キム(31)、クロエ(27)のカーダシアン三姉妹の弟で、米ABCの『Dancing with the Stars』の今シーズンのコンテスタントでもあるロブ・カーダシアン(24)は、ミシェル夫人に反論があるようだ。

24日に放映予定のTVトーク番組『エレン・デジェネレス・ショー』の収録に、ゲスト出演したロブ。ホストのエレンに「沢山の人がリアリティTV全般について意見があるみたいだけど、あなた達一家の場合は“カーダシアン帝国”と言われて、スピンオフ番組も含めて数々のリアリティTV番組を持っているわけだよね。そこで大統領があんな発言をしたわけだけど、どう思ってるの?」と水を向けられ、次のように答えた。

彼は「明らかに、ホワイトハウスからウチの番組を見てくれているわけですよね。」と笑う。「でも娘さん達は見ていて、大統領は見て欲しくない。でもそれが彼の教育方針なら、理解しますし別に構わないですよ。人それぞれ意見があるわけだし。」

しかしロブはさらに「でもウチの番組から、娘さん達が学ぶことは多いと思うんですよ。」と力説。「番組中にはネガティブなメッセージはなくて、いつも結末はポジティブなものに終わっていますよ。彼が何を言おうと、僕は大統領を支持していますけどね。」

カーダシアン家がこの不況の折、お金を湯水のように使って豪華結婚式を開く様子や、その裏で醜い姉妹喧嘩を繰り広げる姿などから、オバマ大統領のティーンエージャーの娘さん達がどんな教訓を学べるのかは、少々「はてなマーク」であろう。

それはさておき、実はオバマ大統領、過去にカーダシアン家のショーについて「グレートだ」とコメントしたことがあった。

カーダシアン三姉妹の三女クロエの夫、NBAラマー・オドム選手(31)が所属するロサンゼルス・レイカーズが、2010年のNBAファイナルで優勝したことを祝うため、昨年1月ホワイトハウスに選手とその妻達が招かれた。その際に短くクロエと直接話した大統領は、彼女と握手をしながら「(君達のリアリティTV番組は)グレートなショーだね!」と発言。そのビデオは芸能サイト『TMZ』に掘り起こされ、「オバマ大統領は手のひら返しをしたのでは?」と揶揄されている。

とにかく現在乗りに乗っているカーダシアン一家、オバマ大統領といえども、彼らの批判をする時は、一家の「返り討ち」に気をつけた方がいいかもしれない!?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)