『フォーブス』誌がこのほどまとめた「TV業界で最も稼いだ女優ランキング」によると、エヴァ・ロンゴリア(36)と、ティナ・フェイ(41)が並んでトップとなった。
このランキングは、昨年5月から今年5月までにTV女優達が稼いだ額をランキングにしたもの。エヴァとティナは1300万ドル(約10億円)を稼ぎだし、タイで1位となった。
エヴァはドラマ『デスパレートな妻たち』のセクシーな人妻「ガブリエル・ソリス」役で大人気を博した他、ロレアルの化粧品やLGのスマートフォンといった商品の広告に登場し、高額のギャラをたたき出している。7月には彼女が経営するナイトクラブが倒産・閉店するなどのトラブルも経験したものの、現在エヴァは離婚を乗り越え、ペネロペ・クルスの弟エドゥアルド・クルス(26)との恋愛に一直線だ。
また、『デス妻』からは他にも、マーシャ・クロス(49)、テリー・ハッチャー(46)、フェリシティ・ハフマン(48)の3人がランキング入りした。しかし『デス妻』は、現在米ABCで放送中の「シーズン8」がラストとなることが決定しているので、今後は彼女達のランキング入りも危ぶまれるかもしれない。
米NBCのコメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』の女性初ヘッドライターから転じて、ドラマ『30 Rock / サーティー・ロック』をクリエイト、主演も務めるティナは先日、仕事をとるか第2子をとるかのジレンマと闘った末、8月にめでたく次女を出産したばかり。先日発売した自伝的著書『Bossypants』は、発売初月に15万冊の売り上げを記録した。
3位以下にはドラマ『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』のマリシュカ・ハージティ(47)や、『CSI:科学捜査班』のマージ・ヘルゲンバーガー(52)、『クーガータウン』のコートニー・コックス(47)や、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』のエレン・ポンピオ(41)などがランクインしている。
それにしても1位のエヴァをのぞき、全員が40代以上。彼女達は見た目の美しさだけでなく、「実力」が評価されてのランキング入りで、若さや勢いだけでは生き馬の目を抜く米TV業界を勝ち抜くことはできないのだと実感させられる。フルランキングは以下の通り。
■『フォーブス』誌によるTV業界で「最も稼いだ女優」トップ10
(Hollywood’s Highest-Paid TV Actresses)
1位 エヴァ・ロンゴリア 1300万ドル(約10億円)
1位 ティナ・フェイ 1300万ドル(約10億円)
3位 マーシャ・クロス 1000万ドル(約7億7000万円)
3位 マリシュカ・ハージティ 1000万ドル(約7億7000万円)
3位 マージ・ヘルゲンバーガー 1000万ドル(約7億7000万円)
6位 テリー・ハッチャー 900万ドル(約6億9300万円)
6位 フェリシティ・ハフマン 900万ドル(約6億9300万円)
8位 コートニー・コックス 700万ドル(約5億3900万円)
8位 エレン・ポンピオ 700万ドル(約5億3900万円)
10位 ジュリアナ・マルグリーズ 600万ドル(約4億6200万円)
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)