人気グループSMAPが9月9日にデビュー20周年を迎えた。彼らはデビュー時にイベントを行った西武園ゆうえんちで20年ぶりとなる記念イベントを行い、メンバーも懐かしい思い出に浸った。そんな中で木村拓哉は、もし20年前のSMAPに会ったら言いたいことがあるそうだ。
西武園ゆうえんちで20年前の9月8日に行われたSMAPデビューイベントは台風の影響でどしゃぶりという状況だった。「嵐なんかに負けねえぞー」と中居正広が叫び、観客にも気合を入れながら進行したのだ。先日9月9日に同地で開かれた「SMAP AID SPECIAL FAN MEETING 2011」ではメンバーのその頃の思い出話も飛び出して楽しませてくれた。この日の様子がテレビ「王様のブランチ」や「アッコにおまかせ!」の中で紹介された。
中居正広は過去最大のアクシデントとして「やっぱり一発目はあの森くんじゃないですか」と森且行が脱退したことをあげると、香取慎吾が森が脱退を口にした当時の状況を振り返った。番組「SMAP×SMAP」の収録前にスタッフ全員と集合して挨拶をすませメンバーが楽屋に戻ると『あの、実は僕辞めます』と森が突然言い出したというのだ。
また、香取は稲垣吾郎が殴られたエピソードも明かしてくれた。稲垣が20年前のその時、ジェットコースターに乗りたくないと鏡を投げて割ってしまったのである。「中居くんが近寄って吾郎ちゃんをぶん殴って『俺たちはこんなこともやってかなきゃいけないんだ! これから頑張っていくにはジェットコースターも乗らなきゃいけないんだよ!』って叫んだよね」と香取から明かされると中居正広も苦笑していた。
いまや国民的スターとなったSMAPだが20年間様々な出来事を乗り越えて今の彼らがあるのだ。そんな9月9日に放送されたラジオ「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」では、木村拓哉がデビュー時のSMAPに短時間ながら触れている。『20年前のSMAPにひと言』と振られた木村は「あの頃のSMAPはおもてヅラは『おつかれさま』、『みなさんこんにちは』ってやってたけど、楽屋裏では『ダルっ』って感じだったよね…」とデビュー時の自分たちを思い出していた。
そして木村は「僕がデビューしたばっかりのSMAPのところに行って言うとしたら『後はまかせとけっ』って言いたい」と話したのだ。彼らが20年間努力して今のSMAPに成長させた自信があればこそのひと言だろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)