エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ひとりで泣いた」。木村拓哉がドラマ「南極大陸」の主題歌を初オンエアして心境を吐露。

木村拓哉が主演する「日曜劇場『南極大陸』」(TBS)のテーマ曲『荒野より』をラジオ番組で先行オンエアした。彼は初めて曲を聴いた時の状況も語ってくれた。

いよいよ10月16日からスタートするドラマ「南極大陸」について、木村拓哉が9月9日放送のラジオ番組「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」で触れた際にテーマ曲を流した。同ドラマのテーマ曲はあの中島みゆきの書き下ろしによる『荒野より』で、彼女が「犬の気持ちになって書いた」と言うものだ。

中島みゆきはこれまでにもドラマ「家なき子」の主題歌となった『空と君のあいだに』がヒットしたのをはじめ、NHKのテレビ番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」のテーマ曲に『地上の星』『ヘッドライト・テールライト』の2曲が使われている。またドラマ「Dr.コトー診療所」ではシリーズ2作で主題歌に『銀の龍の背に乗って』が使われてどの曲もがヒットしているのだ。やはり彼女ならではの腹の底から響くような歌声とドラマティックな歌詞が聴く人の心を打ったのだろう。

『荒野より』はストリングスとギターのメロディーが活かされたぶ厚いサウンドに乗って、中島みゆきの歌声が南極大陸へ響くかのような大作となっている。

その内容は『望みは君がこの星にいてくれること』、『力は君を思えば立ち直ること』、『どんなに間が離れようと僕は君と走っているだろう』といったやはり力強く壮大な詩だ。木村拓哉は『君に告ぐ。僕のために立ち止まるな』といった命令形や『後悔など何もない』といった部分が特に印象的だと話していた。

彼がこの楽曲を初めて聴いたのは「カミスン!」に出演するためにTBSテレビ局内に入っていた時だった。「楽屋では聴きたくなくて、空き部屋を借りてラジカセで大きめの音で聴いた」と木村はその時の様子を話すと「カミスンの本番前にひとりで泣いてしまった」とその感動を語ったのだ。

『荒野より』は10月26日リリース予定だが木村拓哉は一足早く「軽い自慢ですが、僕のiPhoneにはすでに入っています」と明かしていた。すっかりこの曲がお気に入りのようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)