SMAPがファン投票により収録曲を決定したアルバム『SMAP AID』が発売初日で首位となる人気だ。同アルバムに惜しくも収録されなかった楽曲についてはビクターエンタテインメントの内部情報でしか分からない。そんな惜しくも収録からもれてしまった楽曲について木村拓哉がその一部を口にした。
木村拓哉はラジオ「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」では、度々裏話を明かしてファンを喜ばせてくれる。アルバム『SMAP AID』に関してもテレビ公開前に収録曲のヒントを出していた。同アルバムは8月17日に発売されて初日から10.2万枚を売り上げる好調な滑り出しだ。19日に放送された「What’s UP SMAP!」で木村はそのことに触れながら、さらに内部情報を明かしてくれた。
『SMAP AID』の発売元ビクターエンタテインメントではファン投票の結果を50位まで内部情報データとして出しており、この日、木村拓哉の手元にも渡っていた。彼は「話したらダメということなので」と言いつつ「話の中でつぶやいたのはいいよね」とボソリと内容を明かしたのである。
木村もさすがに全部を読み上げるわけでなく、気になる楽曲を一部口にしただけだが、それでも興味深い内容だ。木村拓哉のつぶやきからは次のような順位が分かった。
44位『君色思い』、42位『愛と勇気』(作詞・作曲:トータス松本 『SMAP 016/MIJ』収録曲)、35位『Song 2~the sequel to that~』(「freebird」のカップリング)、30位『Major』(「オリジナル スマイル」のカップリング)、28位『BANG!BANG!バカンス!』、22位『FIVE RESPECT』(『SMAP 015/Drink!Smap!』収録曲、LIVEでメンバー紹介に歌詞を変えて歌うことがある)。といった順位が見えてきたのだ。ちなみに『ダイナマイト』、『俺たちに明日はある』は50位圏外だったという。
木村拓哉が何度も力説していたが、投票してくれたファンはそのテーマである『勇気づけられたSMAPの曲』にこだわったことが順位から見えてくるのだ。従来のSMAPの人気曲のランキングでは『BANG!BANG!バカンス!』や『ダイナマイト』は上位常連曲なのである。そうした意味で『SMAP AID』はベストアルバム以上の何かを伝えてくれる内容と言えるだろう。早速、1位の『オリジナル スマイル』をラジオでも良く耳にするようになった。聞けば聞くほど元気になる歌詞は多くのファンが投票したことを納得するものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)