「スカートの丈にもウルサイ仕切りたがり屋の夫に嫌気がさした」という理由らしいが、結婚7年にしてこのほど電撃離婚となってしまった、ジェニファー・ロペス(41)とマーク・アンソニー(41)。だが二人は共同ビジネスを今後も続けるつもりだそうだ。
美しくも哀愁の漂うメロディーが自慢のラテン・ミュージック。それを上手くポップスと融合させ、シンガーとして世界的に成功を収めてきたアンソニー。そしてアルバムには、必ずスペイン語のポップスやバラードを含めて来たロペス。ともにプエルトリコ系で、映画に共演しても曲をデュエットしても、とにかく息はバッチリであった。
そんな夫妻が長いこと構想を温めて来たプロジェクトが、新しく南米人向けに始まる新人タレント・オーディション番組で、タイトルは『Q’viva!The Chosen』。南米各国の若者たちの中から天才シンガーを発掘し、将来的には米国での活躍をサポートするというリアリティ番組で、ロペスは『アメリカン・アイドル』の審査員として培ったノウハウを生かせるとしている。
これに全面協力を申し出たのはエンタメ界の大物サイモン・フラー氏が擁するXIX Entertainment社で、今年後半の番組開始を前に、放送チャンネルの審査決定を待つばかりとなっているそうだ。
同社は今回の夫妻の離婚と番組への影響について、悲観的な考えは持っていないと発表している。ロペスとアンソニーも本当に楽しみにしていたというこの企画だけに、自分たちの離婚で反故にしてはならないと考えているそうだ。
また業界からは、“夫妻の離婚はあまりにもセンセーショナルなニュース。それでも一緒に仕事をするというのだから、却って視聴率に貢献するのでは?” と言う声も上がっている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)