発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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家族は男性が死んだものと思いこみ、葬儀会社に連絡をした。しかし大きな誤算が。男性は意識を失っていただけだったのだ。
7月23日土曜日の午後、南アフリカ東ケープ州のトランスカイという場所で、50歳の男性が亡くなったという連絡を家族から受けて、葬儀会社が遺体を引き取った。役所で死亡証明書をもらって葬儀が始まるまでの間、遺体は霊安室に寝かされる。
ところがその翌日午後5時、その遺体は目を覚まして叫び声を上げた。
この男性はもともと喘息もちだったが、土曜日に自宅で寝ている間にこん睡状態に陥ったのである。家族はそれを亡くなったと思い、葬儀屋に知らせた。
一番かわいそうなのは葬儀社の従業員。日曜日は2名が出勤していたが、霊安室からの悲鳴に驚き、「お化けが出たー!!」と叫びながら葬儀社のビルから走り去ったという。助けを求めに走り出したものの、勇気を出してビルに戻ったところ、生きている男性を発見した。その後男性は救急車で病院へ搬送されている。なにしろ、裸で霊安室の中に24時間も横たわっていたのだから、それなりの処置が必要なのだ。
この件を受けて、東ケープ州の保健省は「一般市民が死亡確認をするのは、このような間違いを犯す可能性が非常に高いのでよろしくない」と発表している。「医者、救急隊、警察だけが死亡確認を行う権限がある」からだそうだ。
家族も葬儀社に連絡する前に救急車を呼ぶ程度の配慮をするべきだった。それにしても、葬儀が始まる前に目が覚めたのは運がよかったのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)