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南アフリカでは現在、電気代の大幅な値上げが問題となっている。本年度末には電気代がなんと35%も増加される予定となっており、そんな不満の矛先が電気会社職員に向けられた。
7月7日、リンポポ州のツァニーンというところで電気会社「エスコム(Eskom)」の職員が石を投げられて怪我をするという事件が起こった。このツァニーンはプレトリアから230キロほど北西にあり、有名なクルーガー国立公園があるところだ。
そのツァニーンで、エスコムの職員が違法電気ケーブルの配線を撤去しているところに、住民が数名やってきて石を投げたり殴ったりしたという。職員のそばにいた警備員までもが被害に遭っていた。すぐに警察が駆けつけたが、住民はすでに逃げており逮捕者はでなかった。エスコム職員らは軽症ですんだ。
エスコムでは『電力の供給具合がおかしい』、『違法電気ケーブルがむき出しだったために大怪我または死亡した』という報告を数件受けていたため、違法でつながれている電気ケーブルを撤去する計画を始めたところだった。
エスコムによると「昨年は住民10名が違法ケーブルによって亡くなっている。今年は現時点で6名。地元の人たちの協力なしにはこの撤去計画は進まない」ということだ。
電気代が増加するに連れて、貧しい人々が生きていくために違法ケーブルは増えていくことだろう。取締りを強化しても、犯罪が終わることはない。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)