7月10日に20歳の誕生日を迎えるAKB48の前田敦子がテレビ番組の企画で「お祝いの言葉」を贈られた。AKBを愛する彼女が喜ぶ言葉には意外な傾向があるようだ。
ドラマ『花ざかりの君たちへ-イケメン☆パラダイス-2011』がスタートする7月10日はヒロイン役の前田敦子の誕生日でもあるのだ。7月8日のテレビ「笑っていいとも!」にそのAKB48の前田敦子がオープニングコーナーからゲストで出演してスタジオも盛り上がった。後半のコーナーでは『もうすぐ20歳。大人になる私を喜ばせてくれるお祝いの言葉』をテーマにして男性陣が前田敦子を想って考えたメッセージが紹介された。
「最近は、面と向かって褒められたことが無いですね」と言う前田敦子が喜ぶ言葉とはどのようなものなのか? いくつか紹介してみよう。まず4位は『ようこそ20代の大人の劇場へ! 10代をどう過ごしたかで、20代の劇場の席は決まるんだよ。もちろん、君のは特等席さ! 10代頑張ってたもんね。おめでとう!』で「素直に『頑張ってたもんね』とか言ってもらえるとすごく嬉しい。“劇場”がAKBとかけてくれてるのも良かった」という。
3位に選ばれたのが『20歳になっても、カチューシャ外しながら、不意に微笑んでください。あなたの笑顔は最強です。』だった。彼女がこれを3位に選んだ理由は「Everyday、カチューシャの歌詞を引用していて『知ってくれてるんだな』って嬉しかった」ということだ。ちなみに4位の言葉は関根勤、3位は草なぎ剛の考えたものだった。
2位は御大タモリの考えた言葉だったが少し傾向が違う内容で、長文なので要点だけ紹介すると『19歳(ジュウク)と言うと口がとがるが、20歳(ハタチ)と言うのは口が笑った形になる、明るい20代へようこそ!』というものだった。そして1位に選ばれたのが『世界の二十歳のセンター的存在になってくれ! エブリデイカチューシャ、HBA20ハッピーバースデイアッチャン。』で「AKBで全体的に考えてくれていて嬉しい!」と前田敦子絶賛だった。しかし、スタジオ全体ではあまり盛り上がらなかったのだ。ここまでの傾向で彼女が嬉しいのはとにかくAKB48を絡めた言葉のようである。1位の言葉を考えたのが平成ノブシコブシ徳井健太というのも意外だったが、彼はAKBファンのようで前田敦子に会えただけで本気で喜んでいたのだ。
最下位になった劇団ひとりの考えた作品もかなりAKB絡みだったのだが、少しくどすぎたようだ。これも長くなるが、紹介しておこう。『あっちゃんも二十歳か。じゃ、選挙権もあるんだよね?(といってボクは公園のベンチの上に立ち上がった)。只今より、あっちゃんの彼氏選抜総選挙を行います! 立候補者は俺! マニフェストは何があっても君を幸せにする! だ、だからそ、その…(ボクが言葉に詰まっていると、あっちゃんはだまってベンチにあがってきてボクにキスをした)とんだ、清き一票だぜ!』と言葉と言うよりは劇団ひとりのネタのようなものだ。これには前田敦子も喜べなかったようである。
今回の傾向から、前田敦子にブログのコメントなどで誕生日を祝うメッセージを贈るならば『頑張ってきたことをストレートに褒めて、AKB48の内容を絡めたお祝いの気持ち』を含めて考えるとさらに喜んでくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)