6月9日、武道館で行われた第3回AKB48選抜総選挙の開票結果の速報が日本テレビで放送された。
同日のテレビ「なるほど!ハイスクール」の中で武道館から開票速報が9位まで届けられ、その後の結果は「ぐるぐるナインティナイン」放送後に速報として放送された。それによると終盤まで1位と予想された大島優子を破り前田敦子が1位に返り咲いた。また今回の選挙を象徴するような大躍進を見せたのが9位の指原莉乃(昨年は19位)だった。前日8日にテレビ番組の企画で選挙演説を行った秋元才加も17位となり前日まで23位とされていたので大きく票を伸ばしている。
21位からの順位は次のようになった。21位倉持明日香、20位増田有華、19位横山由依、18位佐藤亜美菜、17位秋元才加、16位河西智美、15位峯岸みなみ、14位松井珠理奈、13位北原里英。
12位高城亜樹、11位宮澤佐江 、10位松井玲奈、9位指原莉乃、8位板野友美。
7位高橋みなみ、6位小嶋陽菜、5位渡辺麻友、4位篠田麻里子、3位柏木由紀、2位大島優子、1位前田敦子。21位までが選抜メンバーとなり、テレビ出演は「メディア選抜」の12位~1位のメンバーが優先的に出るしくみだ。
過去に行われた1回、2回の総選挙では1位~7位のメンバーが同じ顔ぶれで『神の7人』とされていた。前田敦子、大島優子、篠田麻里子、高橋みなみ、板野友美、小嶋陽菜、渡辺麻友の7人だったのだが、今回は板野がはずれ柏木由紀が入る形となった。
武道館では1位となった前田敦子が「1年間いろいろなことを考えてきた」、「どこかで孤独を感じていた」と涙ながらに語った。AKBのトップと言われてきた彼女にとって総選挙のプレッシャーは相当に大きかったようだ。普段は冷静なイメージの彼女が涙でくしゃくしゃな顔を見せることは珍しく、今回の1位がいかに重たいものかが伝わってきた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)