7月スタートする新番組『花ざかりの君たちへ－イケメン☆パラダイス－2011』はAKB48の前田敦子がヒロインと発表され話題となったが、ついにイケメンキャストも決定して集合ポスターが公開された。

2007年に放送されたドラマ『花ざかりの君たちへ－イケメン♂パラダイス－』はイケパラと呼ばれ大ヒットした。なにしろヒロイン芦屋瑞稀役を堀北真希、彼女が恋心を抱く主役の佐野泉を小栗旬、対して瑞稀に思いを寄せる中津秀一を生田斗真が演じたのだ。当時人気上昇中の3人がメインキャストとなったのである。また展開に絡む寮生やライバル校の生徒を演じたのが水嶋ヒロ、山本裕典、岡田将生、溝端淳平、五十嵐隼士、城田優など並み居るイケメンが出演して「イケメン♂パラダイス」のタイトルを裏切らないものだった。

この夏始まる第2弾『花ざかりの君たちへ－イケメン☆パラダイス－2011』では国民的アイドルの前田敦子がヒロインに抜擢されたことで前作に迫る内容が期待されている。そして6月16日にフジテレビよりついにイケメンキャストの全貌が発表されたのだ。

佐野泉役には中村蒼が決定した。彼はJUNON・スーパーボーイ・コンテストでグランプリをとったイケメンで映画「BECK」などドラマ、映画で活躍する。中津秀一役を務める三浦翔平はやはりJUNON・スーパーボーイ・コンテストで「フォトジェニック賞」「理想の恋人賞」を受賞したイケメンである。ドラマ「ごくせん」や「タンブリング」などで活躍している。

インタビューに答えた2人は前作をかなり意識しているようだが、無理もない。中村蒼は「前作を見ていましたし、今回参加させていただけるのは、とても光栄で嬉しい気持ちです」とコメントしている。また、イケメンとはいえ内面にこだわりたいと語り、ヒロイン役の前田敦子には「テレビで歌っている可愛らしいイメージがあるので、今回の男らしい役とのギャップを楽しみにしています」と期待していた。

三浦翔平は出演の話を聞いた時に「前回のイメージが強かったので、嬉しい反面、正直プレッシャーも感じました」と話している。やはり生田斗真の影が見え隠れするようだが「でもみんなで団結すればそれが映像として伝わるんじゃないかと思うので、全力でバカになって中津役を演じていきたい」との意気込みはプレッシャーを跳ね除けてくれそうだ。三浦も前田敦子について「今をときめく方なので、どう接していいかわからないのですが、現場に入ったら男の瑞稀として接していきたいです」と話した。

周囲を固めるイケメンたちは桐山漣、山田親太朗、柳下大、西井幸人、鈴木勝大、満島真之介、徳山秀典、佐藤祐基らが決定しており前作とはまた違ったイケパラが楽しめそうな顔ぶれとなった。

そんな中でやはり期待したいのがヒロイン役の前田敦子だ。AKB48とは別に昨年の大河ドラマ「龍馬伝」への出演や今年は映画「もしドラ」の主演など女優としても活躍を見せる彼女がまた新しい魅力を見せてくれそうな予感がするのである。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）