writer : techinsight

【どっちが勝ち組でSHOW】「美男<イケメン>ですね」VS「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」日韓イケメンドラマ対決。

韓国ドラマ「美男<イケメン>ですね」の放送が今年の2月より始まり、日本でも人気が高まっている。
このドラマは主役のファン・テギョンを演じるチャン・グンソクのみならず、K-POPバンドメンバーなどイケメンがそろっているのだ。ドラマ名に美男(イケメン)がついているところからして、日本でヒットしたドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」を連想してしまう。しかし、ドラマを見たファンの声からはイケメンを堪能できることはもちろんだが、その内容に惹きこまれてしまうという声が多いのも特徴だ。今回はこの日韓のイケメンドラマに対戦してもらおう。

まず、簡単に「美男<イケメン>ですね」のあらすじを紹介しよう。
人気アイドルグループ『A.N.JELL』のメンバーであるコ・ミナムの双子の妹コ・ミニョは修道院で修行していた。
そんな彼女が、怪我をして活動できなくなった兄の代わりを務めるハメに?!
修道院で育った彼女は世間知らずで小心者。芸能界でも苦労することになるのだった。
一方の、グループメンバーはイケメンぞろいなのだが、内面は一癖も二癖もある変わり者ばかり。
そんなメンバーとの共同生活にミニョはドキドキしながら友情や恋に悩みながらバンド活動を続けていくのだが―――。

主要キャスト、A.N.JELLのメンバーは次の4人だ。

・ファン・テギョン(俳優:チャン・グンソク)
彼は音楽性も天才的で、父は世界的コンダクター。
人気も最も高い。
しかし、アレルギー体質。わがまま、病弱と内面はヒドイものだ。

・カン・シヌ (俳優:ジョン・ヨンファ)
優しいイケメンというイメージを持つ彼は実は無神経で無感動である。
誰にも何にも感心を示さない心を持たない性格といえる。
演じるジョン・ヨンファはKーPOPバンドCNBLUE(シーエヌブルー)のメンバーでもある。
CNBLUE(シーエヌブルー)は日本でもインディーズバンドとして活動して人気のバンドだ。

・ジェルミ (俳優:イ・ホンギ)
前述の二人に比べると、いたってまとも。というよりも太陽のような明るさでグループを支えている。
女性は愛情の対象と思っていたが、ミニョの存在に友情と愛情の間で心が混乱することに。
イ・ホンギはやはりK-POPバンド、FTIsland(エフティーアイランド)のボーカル。
日本でもステージに立ったことがある。

・コ・ミナム/コ・ミニョ (俳優:パク・シネ)
女性だが、美男(イケメン)を演じるのが彼女、パク・シネである。
『天国の階段』などで有名な女優であるが、自然体の演技は10代、20代の層に熱烈なファンが多い。

このように見てみると「美男<イケメン>ですね」と「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」の共通点が見えてくる。
「花ざかりの君たちへ・・・」のあらすじはある程度ご存知と考えて触れないが、ひとつだけ押さえておくと。
堀北真希が演じる、芦屋瑞稀は女性だが、男に変装して男子寮に入るのである。
そこの設定が良く似ているのだ。
そしてイケメン三人は佐野泉 (小栗旬)、中津秀一 (生田斗真)、難波南(水嶋ヒロ)となっている。
とっつきにくい、へん屈な男は、チャン・グンソクと小栗旬。
明るくムードメーカーで女性と男性の関係に悩む役はイ・ホンギと生田斗真の役という感じである。

この両ドラマを比較して、勝敗を決っするのだが、日本の俳優陣のイメージが強すぎてなかなか難しいところだ。
ただ、「美男ですね」側に徹底的に有利な点があるのだ。
それは、『A.N.JELL』である。
実際にA.N.JELLのライブ演奏をYoutubeで見ることが出来るのだが、これがなかなかイイのだ。
シンプルな楽曲と演奏が逆に新鮮で、スッと入ってくる感じである。
また、ファン・テギョン(チャン・グンソク)が一人で目立つというわけではなく、コ・ミニョ (パク・シネ)もしっかり歌っている。
「花ざかりの君たちへ・・・」では見ることが出来なかった、バンド活動を絡めたドラマの展開に期待したい。
ということで、この勝負は韓国ドラマ「美男<イケメン>ですね」の勝ちとしたい。
ご意見はおありでしょうが、いつもながらの編集部の独断ですのでご了承を。

ところで、A.N.JELLのライブを見た限りファンの声援はジェルミ (イ・ホンギ)が一番多いように感じた。
チャン・グンソクが断トツの人気だと思っていたので意外である。
そういえば「花ざかりの君たちへ・・・」でも生田斗真や水嶋ヒロが小栗旬の人気に追いついた感があった。
その辺も見どころとなりそうだ。

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)